その1190 (2007-05-19)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


以前、職場へ買ったばかりのシャツを着て行ったとき。同僚が一言、「おニューの服ですね」と。僕をよく観察してる人だと思ったら、「半額のシールが背中に張ってあります」と、言われた。(のざらし)


昔、祖母の家の庭にナメクジが出て台所にあった「塩」をかけたのですが、いっこうに溶ける様子がありません。「砂糖じゃないはず」と思いつつ入れ物をよく見ていると、そこには‥‥「味の素」と書かれていました。(当時、味の素の存在は知りませんでした)


実家で、妹に「何か飲む?」と聞かれたので、わたしはココア、母はミルクコーヒーをオーダー。数分後、できあがりを渡しながら、妹が一言。「なんだか味見したくないくらいまずそうなのができた。なんでだろう」たしかに、ミルクコーヒーはみそ汁のようだし、ココアもなにか分離している。母「‥‥のむヨーグルト入れた?」牛乳よりもそれっぽいパッケージが冷蔵庫に入ってました。(なおこ)


ぼくも、弟も仕事で家に帰れない日がつづいていたある日、心配してるだろうと思い、家に電話を入れました。ぼく「ジョリー(犬・外で飼っている)は元気にしてる?」母「今日は帰って来て、2階で寝てるよ」また弟とまつがっておりました。(ミニボイラ)


先日、母の誕生日ということでちょっとリッチな中華料理店に行ってまいりました。たくさんの注文をして楽しみに料理を待っているとき、母が「料理、楽しみだね」と言いながらなぜかおしぼりをカバンに詰め込もうとしていました。‥‥誕生日プレゼント、それでいいの?(ぷらす)


何年か前、職場に遅刻しそうだったのでタクシーに飛び乗り、「○○電鉄の伏見桃山駅まで」と言いました。しばらく走ったところで知らない場所に来ていると気づき運転手さんに確認すると「××電鉄の桃山御陵前駅」に向かっていたことが判明。しかも運転手さんは新人で伏見桃山駅を知らないと言い、私は桃山御陵前駅どころか家の方角もわからない有様。大遅刻となりました。(出勤中迷子)


夜中にトイレに起きたときのこと。気がつくと、居間のこたつに入っていました。寝ぼけた自分が少しおもしろくなって、バカだなぁとブツブツ言いながらニヤニヤしていたら、父が起きていたようで声をかけられました。「‥‥おい、何してるんだ?」急に話し掛けられてびっくりしたのですが、寝ぼけたことが恥ずかしかったので、私は「寒いから、入ってるの」と、さも当たり前のように言いました。父は「そうか‥‥」と言って、こたつのスイッチをつけてくれました。私はトイレに行きたかったのですが、スイッチをつけてもらった手前、しばらく動けず必死にこらえていました。父は、夜中に真っ暗な居間でスイッチのついてないコタツに入りながらニヤニヤしている娘を怪しく思ったに違いありません。(ローゼン)


葬儀の司会の仕事をしたときのことです。滞りなくすみ帰路についてふとバッグを見るとなんと、私のバッグの中にワイヤレスマイクが入っているのです。さきほどの会場のマイクを司会台に置いてくるべきところ急いでいたので、資料とともに自分のバッグに入れてしまったようなのです。何年もMC(冠婚葬祭)の仕事をしていますが初体験。あまりのことに、驚きよりもおかしさがつのり道端で一人笑ってしまいました。MC仲間は「つらいとき、悲しいときこの話を思い出すと笑いがこみ上げる」と重宝がってくれています。(まいまいく)


職場で人とぶつかりそうになり、とっさによけようとして、なぜか後ろにツーステップを踏んでしまい、爆笑されました。(業務用ココア)

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