その1206 (2007-06-04)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


うちの息子がまだ3歳くらいのとき、夜、布団の中でパジャマのずぼんの裾がずりあがるのを一生懸命なおしながら、つらそうに、「あ〜、足がうでまくりになるよ〜」と、言ってました。(シュウ)


5歳の息子、テレビの映像を見て自信満々に言いました。「これ、ドンゴラだよ、ぼく知ってる!」‥‥ゴンドラ‥‥。(まちまちっち)


8歳の娘が父親に戦いを挑んで一言。「手加減むりょう!」タダにしてくれて助かった‥‥。(オカン)


小学二年の姪っ子が言いました。「ねぇおかあさん、うちの電信柱は誰?」妹が「大黒柱」という言葉にたどり着くにはしばらく時間がかかったそうです。(入試はもうすぐ)


むすこが2歳半くらいの頃です。「ぎんだらびっちゅ」を見たいというのでスーパーの魚売り場に行き銀ダラの切り身を見せたら烈火の如く怒りだしました。よくよく聞いてみると熱帯魚屋の「エンゼルフィッシュ」だったことがわかりました。ひらひら泳ぐ優雅な魚と、切り身。あまりの違いに相当なショックを受けたようです。(にこらんたん)


初詣は、ちと大き目のところへということでいざ鎌倉へ‥‥。うれしそうに私を見上げながら娘(7歳)がひとこと、「ねぇ、まだ着かないのかなぁ‥‥鶴岡八満尺」それを言うなら、宮‥‥。鳩と‥‥アルペン踊りですか?(碧蝉)


子供の頃、父ときのこ狩りに行きました。見つけ方、採り方を教わると、自分でも見つけられるんですよ。そしてうれしくて、きのこを見つけては一つ一つ、父に名前を尋ねるわけです。「これは、アミタケ」「これは、ヤブタケ」「これは、ベニタケ」と父が教えてくれますうちに、「これはなんていうタケ?」と聞きました、私。父は吹き出し、「タケじゃないよ、きのこだよ」と。(小波)


おちゃらけマンの甥っ子。保育園の発表会で、タコの役だった。演技が終わったあと、舞台の上には、海の仲間が勢ぞろいし何の役をやっていたのか、自己紹介。自分の番が回ってきた甥っ子、「タコの役をやりました、みやがわタコです」いつから君の名はタコになったのかい?(ゆらら)


現在高校生の息子が小学4年生の時に性教育の授業を受けた日の話です。その日の夜、主人と私のところへ息子が来て「ママは月給ある?」‥‥と尋ねる息子。専業主婦の私は素直に「昔はもらってたけどね‥‥今は働いてないからもらってないよ」息子の目は「???」よくよく聞いてみると「今日学校で性教育の授業があって、女の子と男の子の身体の仕組みを習った」と言うではありませんか。主人と私は顔を見合わせてクスッ。「それを言うなら月経でしょう」「そうそう、月経だった」と照れる息子。(りつ子)


今は大学生の娘が小学生の頃のこと。「『鬼平犯科帳』っておもしろいんだよ〜」と私がダンナに話しているとそばにいた娘が、「ねえ、どうしてそんなにハンカチを集めるの?」うん?鬼平ハンカチ王。(スナフキンのママ)


次男が幼稚園児だった頃、生まれて初めて街中に立つ、手に鉢を持った托鉢のお坊さんを見ました。お坊さんの前まで行った次男は大きな声で「お母さん!立ったままお味噌汁を飲んじゃいけないんだよね!」ヨッシャ!私のしつけは間違っていなかった。でも、私は他の家族を置き去りにして次男の手を引いてその場を走り去りました。(今は長男にしつけられてる母)

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