その1211 (2007-06-09)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


中学生の時、糊だと信じきってノートに塗り続けたものはリップクリームだった。途中で気づいたが、はずかしくて、誰にも気づかれないようにしまった。(うめきち)


デスクワークでいつもマウス片手に仕事をしている私。2枚にわたる資料に目を通していた時のこと。1枚目の資料の最後まで読み終え、2枚目に移そうと試みるも全然動かない。ふと気づくと、マウスのホイールを一生懸命回していた自分がいた。(資料は紙なのに)


娘が幼少の頃の話です。冬のある朝、ボールペンを使おうとして、インクが出ない様子。「そんな時は『ハァー』って息を吹きかけ、あっためるといいよ」と教えてやりました。すると彼女、唇を尖らせて「フーフー」しだしたのです。冷まして、どうする。(ヤスジロー)


あれは私が免許とりたてのころ、隣町の友人宅へ遊びに行った帰りのことです。慣れない田舎道で、しかも見えづらくなったコンタクトレンズ‥‥。注意しながら山道を曲がると、いきなりの赤信号。それが、いつまでも赤!それもそのはず、奥まった所にある居酒屋の提灯でした。幸い、後ろに車はいませんでした。(ハッピー)


あっ、子供の幼稚園バスが帰ってくる時間だ。机の上の携帯電話をカバンの中に入れて、ダッシュ!よかった、間にあった。いつもより、ちょっとバス遅いのかな?と携帯で時間を見ようとしたらカバンの中にあったのは、穴あけパンチ‥‥。色も形も用途も何もかも違いすぎー。(る)


ある日の朝、寝ぼけ眼でテレビのリモコンを押しましたが何度押しても音が聞こえません。電池切れか?とよく観たら手にしているのは‥‥携帯電話でした。そりゃテレビだってそんなことされても対応に困るだろーと妙に納得し、スイッチを入れに行きました。その数日後携帯電話のマニュアルを読むと、なんとその携帯にはテレビリモコン機能が搭載されている(そのソフトを起動していなかったのでまだ使えなかった)と判明。これってまつがってたの?まつがってないのかな?(ねーくん)


もう30年以上前のまつがいを思い出しました。母は用事ででかけてしまい私は初めてひとりでプリンを作っていました。レシピを見ながら一生懸命材料を量っていた私はふと砂糖の量を見て困惑しました。そこには「カップ1/4〜1/3杯」と書かれていました。まだ学校で分数を習っていなかったのです。音を立てそうなほど脳みそをフル回転させて出した結論はカップ3〜4杯のことだな、と。砂糖を量りながらあまりの大量さに多少たじろぎつつそのとき家にあった砂糖を全部使い(それでも足りなかった)ようやく出来上がったプリンの味は‥‥脳天に突き刺さるほど甘かった。はじめて1人でがんばったプリンが無残にも失敗して、うちひしがれた私は「みーこはふとんの中でないてます」と書き置きして母が帰ってくるまで布団に入って号泣しました。ほろ苦い小学生時代の思い出です。(みーこ)


和風の喫茶店でコーヒーと勘違いしてしょうゆをカップに注いだことがあります。陶器製でかわいいしょうゆ差しでした。(道楽娘)

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