その1235 (2007-07-03)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


一緒にロンドンへ旅行してから、英語の練習に励む母は、たまに英語でメールをくれます。先日、母からメールで「Ireadyourmale.(あなたのオスを読みました)」と送られてきました。このまつがいは3回目くらいだけど、今回もやっぱり「それじゃあオス♂だよ」とは、恥ずかしくて言えませんでした。よりによってなんでそうまつがうの‥‥。(mailだよって言っといた娘)


納豆を食べて口の周りをねちゃねちゃにしていた4歳の娘がアメリカ人の父親に「ダディー。CanIhave濡れタオル?」と頼んだが、父親は理解できず。娘はすかさず「CanIhaveNUREタオル?」と英語風に言い換えたが、やはり望みの物は出てこなかった‥‥。さりげに「R」の発音になっていたのがニクかった。(miu)


この間、夜中に翻訳を頼まれた時のこと。「レポート名」の横に私が書いたのは‥‥「ReportMay」疲れてたんだな、私‥‥。(ばあばら)


卒業旅行で海外に友人と行ったときのこと。香水を試してみたかった、英語のしゃべれない友人が勇気を振り絞って店員さんに言いました。「テイスティングOK?]苦笑いの店員さんをも気にせず、言い切ったぞという友人の顔がステキでした。(はいじ)


私の上司は生粋の英国人でまさに紳士という方なのですが、惜しいことに日本語がわからない。英語が得意というわけでは決してない私にとって、彼との会話は日々戦い。その日はNHKの集金の方が事務所に見えたのですが、事務所にテレビは置いてありません。その旨伝えて帰っていただきました。一部始終を見ていた上司が英語で「今のは誰だったんだ?」と聞きます。私も英語で「NHKですよ。料金収集に来たんです」と答えます。すると上司は「NHKって何?」予想できるはずのこの問いになぜか私は不意をつかれ、口から出てきた言葉は「ニッポーン・ホウソウ・キョウカーィ」。しかも妙な英語アクセント付き!上司は困惑顔のまま固まるわ、秘書の方(日本人)はお腹抱えて笑い出すやら、穴があれば入りたいとはまさに事のことでした。でも私、まつがってない!‥‥はず‥‥。(MR)


私の勤めていた職場には、とにかく英語で電話がじゃんじゃんかかってきます。今日は少ないなと思っていたそのとき、電話が。「Hello,thisisxxxstudio,couldItalktoMr.○○?」(私xxxスタジオですが、○○さんいらっしゃいますでしょうか?)「I'mafraidbutheisoutoftheofficeforlunch,couldItakeamessage?」(申し訳ございません、昼食に出ております。ご伝言承りましょうか?)と、そんな風に続くやり取り。おーっしゃあ、今日は調子いいぜえ!とこっそりウキウキ。用件をお伺いし、さて後はお名前頂戴。「CouldIhaveyournameplease?」(お名前頂戴できますでしょうか?)「Yes,I'mMarikoNakano.」(はい。ナカノ・マリコと申します)私「あ‥‥!中野様‥‥!?」相手「あ‥‥!?日本語‥‥!!」お互い、一瞬にして事態を悟ったのでした。ここは日本だー。はじめっから日本語しゃべってくれえー。(MR)


高校の世界史のテストで「シーザーが言った次の言葉を訳しなさい『ANDYOU,BRUTUS!』」というサービス問題があった。返す日に先生が「そしてあなたは、ブルータス!」と訳した人がいたと、悲しんでました。(ブルータス、お前もか!)

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