その1256 (2007-07-24)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


先日、お客様に「『にんべんの、うに』ありますか?」と聞かれ、食品のマネージャーに聞きに行ったところ、もう一度詳しく聞いてきてと言われ、再度聞いたら「任天堂のWii」でした。「残念ながら売り切れです」と即答でした。(おとぼけパート)


東西線の三鷹行きで。席でウトウトしていたところ、どこかの駅に到着。聞こえて来たアナウンスは、「ポーツマス、ポーツマス」おどろいて起きてみると、そこは「大手町」でした。(d)


友人との電話で。「あした、ワニが来るの」「え、ワニ来るの?」「兄」‥‥そりゃそうだ。(go)


夕方のニュースで、富岡製糸場と絹産業遺産群が「なんてことないリスト」に入った、と言っていました。ん?なんじゃそのリストは?と思ったら世界文化遺産の「暫定国内リスト」でした。(歳のせいじゃない)


会社で電話をとった時のことです。よく電話のやり取りをしている取引先方からの電話だったので、「お世話になります」と言いながら、○○さんか××さん宛かなと思っていたら、相手が「妹様お願いします」いもうと?しかも、様??一体どういうことかと頭の中で色々考えてしまいましたが、すぐに「山本様」宛だと気がつきました。(妹さんとなら呼ばれたことのある次女)


ファーストフード店で朝ごはんを食べていた時のこと。隣に座っていたおじさんのところへ注文の品を持ってきて、店員さんがひとこと。「ご覧のとおりでございます」確かに見りゃわかるんだろうけどあまりにも不親切な‥‥と思いつつチラッと隣を見たら、どうやら「ブレンドコーヒーでございます」と店員さんは言っていたようでした。(ボソボソっと言うとちょっと似てるんですってば!)


何気なくテレビをつけると、NHKの『趣味の園芸』を放送していました。シチューがどうとか言っています。久しぶりに雪の降った寒い日だったので、「家庭菜園で作った野菜をシチューに入れるんかあ。あったかくていいなあ」と思ったら、細い棒が映されました。「支柱」でした‥‥。(今夜はシチューにしよっと)


レポートに追い詰められて先輩に泣きつくと、「そんなの、リズムで書けばいいじゃない」と言われ、頭のいい人は言うことが違うと思い、「ノリが大切なんですね!」と言ったらきょとんとされました。「理詰め」の聞きまつがいでした。「まぁ、それも大切かもね」って苦笑混じりにフォローされて余計恥ずかしかったです。(ゆら)


お肉屋さんから10メートルくらい離れた路上で、「このへんのお肉屋さんを知りませんか?」と尋ねられた。「すぐそこにありますよ。○△って名前で、そこに看板が見えるでしょ」と、にこやかに教えてあげました。しかし相手の人は、ぜんぜんわからない様子。直線で、そこに見えてるのに‥‥と何回かやり取りして、やっと、「お肉屋さん」じゃなくて、「お風呂屋さん」を探していることが判明。(にくや)


映画『ブラックレイン』を見ながら、ぼくが「この『渋さ』がたまんないよな」と言うと、彼女が呆れた顔で「なんで松田優作に乳房があるんよ?」と言った。なんじゃ、そりゃあ!?(やぶきた)


テレビを見るともなしに見ていたら突然、「悲しいおフランス」という言葉が聞こえてきました。いったい何?と思って画面を見ましたが、わかりません。夫に訊ねたら「魂をふるわす」だったとのこと。(ぴよぴよ)

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