その1292 (2007-08-29)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


大阪に「南海会館」という3階建ての大きなパチンコ屋さんがあります。友達がそこにいるというので行くことにしました。着いたので友達に電話。「今、何階?」「そう、南海!」「いや、だから何階??」「だから南海やって!!」「だから何階やねん!?」「だから南海ゆーとるやないか!!」と、ベタな漫才みたいなことになってしまいました。(ちゃうちゃうちゃう?ちゃうちゃう、ちゃうちゃうちゃう!ポメラニアン)


いそがしくて、ニュースもろくに見られないこのごろ。ある晩、寝る前の母が「すごい隕石だったらしいよ」と話しかけてきた。隕石?落ちたのか?と思い、「どこ?」と聞くと、「明日」と言う。明日落ちると予測されているのか?そう思っていたら、「すごい、いい席だったらしいよ」だった。明日の、サッカーの観戦席の話ね。(大事件だと思った)


あるとき、友達が言いました。「アドレナリンってなんだっけ?」「ばかにできない、って意味でしょ?」と私。「‥‥アドレナリンだよ?」「うん。だから、あなどれないでしょ?」しばしの沈黙の後、その場でみんな爆笑。私は笑えませんでしたが。(耳鼻科患者予備軍の高校受験生)


知人に「今別府(いまべっぷ)さん」という方がいます。昔、彼がコレクトコールをかけようとして交換手さんから「お名前は?」ときかれ「今別府です」と言うと「場所ではなくてお名前です」と言われたので、また「今別府です」と言うと「ですからお名前を‥‥」という問答を何回か繰り返したそうです。たしかに変わってますがね。(私の名前は大丈夫)


昔、銀行に就職したばかりの友人がお得意様からかかってきた電話に出た時のまつがい。得「○△の家内ですが」友「金井様、いつもお世話になっております」得「‥‥いえ、○△のです」友「あ、失礼しました。ツマ様ですね」得「‥‥」ここでようやく気付いた友人。穴があったら入りたかったと申しておりました。(緊張の初日)


先日、家族で歌番組を見ていたときのこと。主人が「遮断機の歌をうたってる女の子って誰か知ってる?」って聞くのです。私「遮断機の歌?」娘「遮断機って、線路にある?」主人「遮・断・機」私と娘「???」主人「つんくのいてる‥‥」私と娘「あー、シャ乱Q」二人同時に聞き間違えるってどうでしょう‥‥。(ちょっと悲しかった母)


アメリカに留学していたころのこと。その時できた彼氏が、私を彼の家族に紹介しようとた時の話です。彼の母に「僕の彼女の名前はひとみだよ」と言いました。それを聞いた彼の母が、彼の父や祖父に伝えようとして、母「彼の彼女の名前はひとみだよ」父・祖父「へぇ〜、名前は?」母「ひとみ」父・祖父「だから名前は?」母「ひとみ」という会話が延々と続いたそうです。英語で「ひとみ」と言うときの発音と「Hetoldme(彼が教えてくれた)」という発音が同じだったので、上の会話を言いなおすと,母「彼は彼女の名前を教えてくれたよ」父・祖父「へぇ〜、名前は?」母「彼が教えてくれたよ」父・祖父「だから名前は?」母「彼が教えてくれたよ」旦那や父がからかうといって激怒していた彼の母ですが,実は旦那や父が一番イライラしてたと思います。ちなみに,ホストシスターには「ハイトミ」と呼ばれていました。(Hitomi)


以前、上司Aの椅子に円座クッションがあるのを見て。私「Aさんて、痔なんですかねー?」B「いや、長男って聞いてるけど?」私は「痔か?」って質問しているのであって、兄弟構成を質問したわけではない‥‥。(K)

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