その1306 (2007-09-12)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


高校1年の地理のテストで「このグラフの名前を答えよ」という設問に、正解は「人口ピラミッド」なのに「人間ピラミッド」って書いていました。返却された答案用紙を見て最初は何が間違っているのかわかりませんでした。(ねこ。)


中学の国語のテストで、ある作品の作者名を答えよという問題がありました。どうしても思い出せず、仕方なく思い浮かんだ名前を書き、空欄を埋めました。書いた答えは「奥野細道」。(奥のほそ道は人ではない)


受験の日だったのか、駅で電車を待っていた女子中学生達の隣に居合わせました。「国語の問題で『武蔵野』書いた人は誰?って出たでしょ、なんて書いた?」「国木田独歩でしょ?」「えーっ、あたし、国木田一歩って書いちゃった!」残念、歩数はあってるけど‥‥。(五十歩百歩)


未だに忘れられません。小6のころ、社会のテストで「非核三原則を答えなさい」という設問がありました。当然クラスの大部分が正解したのですが、あまりの珍解答ゆえ、先生にクラス全員の前で音読された男の子の解答は「核兵器を、(持たない)(作らない)(飲み込まない)」ありえませんが、それでも最後をさり気なく押韻してるあたりがニクいです。(nanashi)


高校の歴史の時間、「ウィリアム・クラークが内村鑑三らに、別れ際に言ったといわれる言葉は何か?」という問題が出ました。正解は「Boys,beambitious」で、スペルも合っていればカンペキ、「少年よ、大志を抱け」でも一応マルはもらえた。でも、ある男子の解答用紙には「Goodbye,Kanzou」誰が言ったかもわからない、その高校で伝説のように語り継がれる話です。(マリメッ子)


友達とテスト勉強している際のこと。テスト範囲に宮沢賢治の『永訣の朝』があったので、友達に「宮沢賢治の作品って他に何があったっけ?」と尋ねると、友達が「『注文の料理多い店』」と即答。あ〜‥‥ん?なんか違いますけど‥‥。響きがよかったので一瞬だけ納得しそうでした(山猫軒)


中学の社会の授業中、教科書を席順に読んでいたときのこと。友達は「ロシアのプチャーチン提督が」というところ「ロシアのプーちゃん提督が」と言いまつがいました!次の番だったわたしは、あまりに爆笑し過ぎて続きが読めず、飛ばされました。(ちかもん)


塾の先生をしています。小学生にことわざテストを実施して見回っていたところ、「七転び八起き」と答えるところに「七転んぶ八起き」という書きまつがいを見つけました。かわいい書きまつがいだなぁと思って他の子の答案を見たら、そこにも「七転んぶ八起き」。なんと6人全員の解答全部「七転んぶ‥‥」だったのです。思わず「なんでみんな『転んぶ』って書いてるの?!」と言ったら、みんな「だってノートにそう書いてあったもん」。‥‥見せてもらいました、先週のノートを。全員のノートにしっかり書いてありました。「七転んぶ」と。授業をしたのは私です。教えまつがいでした。恥ずかすい!でもみんなある意味優秀。(くまを)


小学校二年生の時、漢字テストで読み方を書く問題がありました。「助手」という漢字の読み方を、クラスの八割くらいが「たすけて」と書いていました。(もんち)

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