その1403 (2007-12-18)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


某音楽大学でのまつがいです。リヒャルト・シュトラウスの交響詩に『英雄の生涯』という曲があるのですが、「ヒデオのイキガイ」と元気よく読んでいた女の子、今どうしているのでしょうか‥‥。(M)


友達が「悪い言葉はもう使わないよ」と言うので「なんで?」と聞くと、「言葉にはゴンレイが宿るからね!」と得意気に言い放ちました。「ゴンレイ」ではなく、「言霊」は「ことだま」と読むのですよ、めぐみちゃん‥‥。「ゴンレイ」のほうが強烈な威力がありそうだけど。(n)


国語の授業の時、急に先生にあてられた私。目の前の文字を読もうとして、「吾輩は猫である」を「吾郎(ごろう)は猫である」と言ってしまった‥‥。実はその時、「吾輩」の「吾」の字は、SMAPの吾郎ちゃんの「吾」の字といっしょなんだなぁ‥‥なんてことをボンヤリ考えていたので‥‥。(吾郎ちゃんごめんなさい)


ダンナに「小豆(あずき)の缶詰」を買ってくるように頼んだ。しばらくすると旦那から電話が。「あずきの缶詰探したけどないよ〜。こまめの缶詰ならあるんだけどさ〜」ダンナよ‥‥。(KJ)


主人は納豆の豆の大きさにこだわりがあり「小粒」と決めている。ある時台所から何やら叫んでいる主人の声が聞こえた。台所に行ってみると主人が冷蔵庫に入っていた納豆を手に持ち「なんで大粒を買ったの?大粒はダメだって〜!」と怒っていた。私が「小粒」であることを説明しても信じてくれない。主人は包装に書いてある「大豆使用」の文字を「ダイズ使用」ではなく「おおまめ使用」と読んでいた。(ウサギちゃん)


お土産で明太子をいただきました。パッケージの裏の説明をなぜか声に出して読む夫。夫「‥‥イキモノなのでお早めにお召し上がりください」私「!?」夫「あ、セイブツか!」正しくはナマモノ(生物)です。どうしても生きていてほしかったみたいです。(明太子の子は明太子)


中学一年の娘は去年兄が東京の大学に行ってから大学に興味を持ち始めた娘「おかーさん、アボソア大学って?」母「ん?ロシア系の名前だねえ」娘「漢字で書いてあるよ」母「?どんな字?」亜細亜大学さま、よ〜く教えておきました。(kem)


ジャニーズ好きの妹が中学生だった頃。某グループのメンバーの一人が出演している映画のCMを見て妹「これ観たいんだけど、このへん田舎だから来ないんだよね、まつたけ系の映画‥‥」家族全員「???まつたけ?」しばらくの沈黙の後妹「えっ、松に竹と書いてまつたけじゃないの?」一同大爆笑。妹の将来を案じた姉でした。(今や立派な銀行員)


居酒屋でバンドマンらしき人たちが重い雰囲気でメンバーの一人を叱咤していました。「やる気が出ないって言うけど、他に何かやりたいことがあるんならいいよ。でも、今のまんまじゃ何したってダメだよ。とことんやってもう無理だってところまで追い詰められて、初めて本当のやる気が出るってもんだよ」「‥‥うん。うん、そうだよね。俺やるよ。『キュウチュウ猫を噛む』って言うもんね」「キュウチュウ?」どうやらその人は窮鼠(きゅうそ)を「キュウチュウ」と読むのだと思っていたそうで、「あれってねずみだからチュウって読むんじゃないの?」と言っていました。つまり、動物をあらわす漢字の音読みがわからないときは鳴き声を当てはめるというアーティスティックな離れ業をやってのけたようです。その後はなごみムードで会話していました。よかったね。(okadakenji)


知人のオフィスの机の上に「ヌヌヌヌ社様」と書かれたメモがあったので「ぬぬぬぬ社って何?」と尋ねると「双双(そうそう)社だ!」と叱られました。(ごえもに。)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる