その1416 (2007-12-31)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


去年、紅白の出場歌手を見ながら友人と電話をしていた時の話です。友「ねぇねぇ、今年の紅白のみどころって何だと思う?」僕「やっぱり青組のSMAPでしょー」友「‥‥青組?」(紅白は「赤」と「白」の二色でお願いします)


遠くに住むおばあちゃんに電話で年末の挨拶をさせようと、2才の娘に「よいお年を」という言葉を教えた。何回も練習したが、本番では受話器に向かって「よいお年より!」と声をはりあげていた。(それって、ホメことば〜?)


職場の先輩(40代後半・独身・男性)との会話で、合コンの話題になったとき。「いやー。僕、合コンとか行ったことないからさあ。やるんでしょ。殿様ゲームとか」和洋の違いだけなので、確かにニュアンスは伝わりますが‥‥。(江戸川ポーツネル)


会社帰りの道すがら、かわいい帽子に目が留まり、一緒に歩いていた同僚にそれを伝えようとした瞬間、隣のカレー屋の「薬膳カレー」のチラシが目に入り、口をついて出たのは、「ほら、かわいいカレー!」(おいしい帽子)


スーパーでトイレに向かおうとした時のこと。真っ赤なトマトが目に止まりました。値段もなかなかお手頃です。つい、私は言ってしまいました。「うわぁ。おいしそうなトイレ‥‥」(トイレは野菜に入りません)


以前、運送屋に勤めていた時、「お届けモノ」を「おとぼけもので〜す!はんこお願いしま〜す!」って言ってしまい、自分でウケてしまいました。(まるおかななめ)


某ショップで買い物をしてきました。お金を渡して、おつりをくれるときに「研修中」の腕章をつけた店員さんは思いっきり「おつりをおましまめくまさい!」と言いました。おつりはきちんとありました。(私は「ぱ」行が好き)


ファミレスで後ろの席のおばさま集団が大声でおしゃべりしてました。「で、○○さんとこの息子さん、仕事やめて、パチンコかなんかでお金を稼いでいるらしいよ」「あー、いるいる、最近よく聞くね。ニータローでしょう」「あれ?『プ』で始まるのなかったっけ」「ああ、プリーター?」「ブリーダーじゃないの」「ああ、そうそう、それ、ブリーダーよ。ほんとに困るわよね〜、ブリーダー」終始こんな調子で、笑えてご飯の味がわかりませんでした。(M−1出たら絶対優勝)


名古屋で銭湯に入った時のことです。お年寄りの方が仲良くおしゃべりしていて、私が「さすがに物知りですね〜」と言ったら「おみゃ〜さんよ〜‥‥昔からよ〜イカの甲より年の功って言うだろう〜」‥‥名古屋ではイカの甲なの??もう一人のお年寄りが「おいおい‥‥イカでのうて亀じゃにゃあきゃァ?」「‥‥おお〜ほ〜だわ。イカには甲がにゃあわな〜‥‥亀じゃ亀じゃ」(イカと亀)


年が明ける時間帯に食べる方もいらっしゃるようですが、我が家は大晦日の夕食が年越し蕎麦。今回の大晦日も母が「美味しいお蕎麦いただいたから、今年はとろろ蕎麦にしよう」と提案し、母の指示で買い出しの途中わざわざ遠回りして冷凍とろろのある店まで行って買ったのに、夕飯時、食卓に並んでいたのはなぜか普通のご飯とエビチリ。首を傾げながらエビチリを頬張りつつ‥‥。私「お母さん、年越し蕎麦は?」母「あっ!忘れてた!」結局年越しとろろ蕎麦は『ゆく年くる年』を観ながらの夜食になりました。(今年こそは夕食で)

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