その1418 (2008-01-02)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


彼の家の留守電に入っていた、お父さんからのメッセージ。「あぁ、○○か?お母ちゃんや。‥‥‥‥あ、お父ちゃんや」そこ、間違えますか?お父さん。(gonyazou)


焼肉店でバイトをしていた時のこと。ジュウジュウ音を立てている石焼ビビンバをお客さんの前に置きながら、「器が大変熱いので、お気をつけ下さい」と言おうとしたのに、口から出た言葉は「器が熱いので、大変です」という愚痴だった。お客さんがどんな反応をしたのかは、記憶にありません‥‥。(ビビンメン)


ウチの会社では週に1度、部会をやるのだけど、話し出すとすぐに熱くなる部長様は「この件は○○さんと何度もドッチボールをして決めました」とおっしゃる。ほんとはキャッチボールなのに、まじめな話なので誰も笑わない。(ISSI)


母娘で話をしていて、なぜか吸血鬼の話題になったとき。娘が「ドリャクリャ」と言い放ちました。むしろ「ドラキュラ」のほうが言いやすいと思うのですが‥‥。(娘は早口言葉が苦手)


昔、デパートに勤めていたとき、繁忙期でレジ前に長蛇の列ができてしまいました。慌てて、フロア内の社員を呼び集めようとしたマネージャーは、大声で、「お手すきのお客様、いらっしゃいますか〜!!」(手、空いてますが、なにか?)


若い頃の話。つきあい始めた彼女が「あなたのお姉さんって、きっと綺麗な人なんでしょうね」と言ったので、「いやあ、君の方がずっと綺麗だよ」と言おうと思って口から出た言葉は「いやあ、姉は君よりもっとひどい顔してるよ」とささやいてそれっきりになってしまいました。(やもめはやもめ)


「子供だなー」と冗談で言われたので、「いやぁ、僕ァ、こどもですから!」と同じく冗談で返そうとしたのに、「いやぁ、僕ァ、木霊ですから!」と迷いもなく言い切ってしまいました。‥‥なんだかずいぶんとファンタジーな存在に。(木霊でも児玉さんでもありません)


うちの担任の先生はとてもおもしろいです。この前、不真面目なクラスメートのおしゃべりについに頭にきて、叱ろうとして発した言葉は「パパは怒ってるんだよ!!」でした。先生‥‥家ではパパって呼ばれてるんですね。(Momomiya)


公共料金の問い合わせ窓口に電話したときのことです。5月分の料金は支払われているかどうか聞きたかったのですが、出た言葉が「5月号!」‥‥しまった!と思い、6月分の料金に話をかえようとして、出た言葉が「6月号!」職業柄ですね。(恐縮です。編集者です)


昔、喫茶店でアルバイトしていたとき、同僚の女の子が、コーヒー豆をこぼしてしまい、「豆が、豆が」と言いながら拾っていました。そこへお客さんが入ってきたので、彼女は慌てて、「いらっしゃいまめ〜」と大声で叫んでいました。しばらく笑いが止まらず、なかなかお冷を持って行けなかった。ちなみにその同僚、アイスコーヒーにストローと間違えて、ボールペンさしてお客さんの出したりする、ボケっぷりです。(おうちゅう)


先日の話。犬にエサをあげる弟が「お手」「おかわり」「伏せ」と、いつも通り言いました。そして、フィニッシュは「よて!」‥‥え?「待て」「よし!」じゃないの?(早とちり)

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