その1426 (2008-01-10)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


高校時代、クラス長だった私は職員室に入るときに「失礼します」というところを職員室のドアを開けるなり「起立(きりーつ)!」と大声で言い放ちました。とてつもなく恥ずかしかったのですが思わず腰を浮かしてしまった先生がいらしたことを私は見逃しませんでした。(やすべゑ)


今朝出勤途中、いつものようにスタバに立ち寄りいつものようにマイカップを差し出し「本日のコーヒー、トールサイズ、アイスで」と流れるように注文しようとしたところふと、ショートサイズでもいいかもな‥‥と迷ってしまい、けっきょく「本日のコーヒー、ソウルサイズで!」と、迷いを振り切るかのごとく大声で注文。どないなサイズかと‥‥。(コーヒー魂)


お客様の飲み残されたお茶をさげるとき、「失礼します、おサおチャげいたします」と言ってしまいました。(あちゃー)


ある日、お寿司の話をしていた時のこと。母「私はあれが食べられないの、ほら、あれ、スメた鯖!」「酢で締めた鯖」ね。先日、梅酒を漬けている母を見て。姉「あれ?去年ウメたツケ酒は?」「去年漬けた梅酒」ね。母娘で似たようなまつがい方。年をとるというのはこういうことなのでしょうか。(David)


ちょっとした地震で目覚めた日曜日の朝。揺れがおさまってもまだ揺れているような感じが体に残っていたときの会話です。夫「俺の三寒四温がおかしい」私「‥‥三半規管やろ」(S)


先日、選挙があったときの話です。投票日当日は帰省することになっていたので、友達に「私、紀元前投票しに行かなきゃ!」と報告。少しの沈黙のあと、「期日前投票じゃね?」と言われました。紀元前に選挙はないですね。(れん)


刑期を終えたパリス・ヒルトンに群がるパパラッチのニュースを見て母が一言。「たいしてヒルトンでもないのにねぇ」どっからみても、めっちゃヒルトンやん!と問いただしたらば、「たいしてセレブでもないのに」と言いたかったようです。(haselmaus)


中学教師をやっている父の学校での話。ある日の朝会で、校長先生が生徒の表彰をしたそうですそのとき、生徒の一人が頭痛で欠席していて、表彰を受けることができませんでした。校長先生はそれを生徒に説明するために言いました。「○○さんは、頭突きで欠席です」大爆笑だったそうです。ちなみに、校長先生は格闘技ファンとして先生たちの間で有名だったそうで、先生たちは生徒以上にウケていたそうな。(Gen9)


わたしの叔父(父の弟)のお通夜の席でした。離婚やら何やら、何かとお騒がせだった叔父が急死し、父、兄と一緒に、私もお通夜に駆けつけました。故人は離婚がらみで子どもたちと疎遠だったため、喪主はお世話になっていたご友人がつとめておられました。父は実兄として申し訳なさと、感謝と、そしてやはり居心地の悪さがあったようで、口ごもりながら挨拶。場所はお通夜、厳粛です。父は、「このたびは、弟が随分お世話になりまして」と言いたかったところ、「このたびは、弟が‥‥随分ご馳走になりまして‥‥」と言いまつがってしまいました。その後、兄と私の笑いをこらえる苦しさは地獄でした。(う〜ちゃん)


昔、父と映画を観に行ったときの事。窓口で父が言いました。「大人一枚、小学生一枚!」当時、私はもう高校生でした。(のこのこ)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる