その1464 (2008-02-17)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


雨の朝のこと。慌てて出かけようとして「あ、傘持っていかなきゃ!」と、ひっつかんだのはなぜか靴べらでした。傘は全然違う所に置いてあるのに‥‥。朝っぱらから軽く脱力してしまいました。(ふいづ)


今朝、お茶を飲もうと、急須にお茶の葉を入れお湯を注いだ。急須のふたを手に取り、何を思ったかポットの上にパコッと乗せてしまった。少し経ってから、自分のしたことにようやく気づき「寝ぼけてるなぁ‥‥」とため息をつきながらお茶を湯飲みに注ごうと‥‥したらそこには急須のふたが!もう自分に突っ込みを入れる元気もなく、ちょっと渋くなったお茶をすすりました。(寝不足?天然?年のせい‥‥?)


昨日、やっつまいました。毎朝の日課、犬の散歩に出かけようと、リードと袋を持ち、犬止めの柵を開けて、閉めて。「いってきま〜す」あれ、なんかヘン?犬、忘れました‥‥。柵の向こうでは肩透かしをくらった犬がハテナ顔で私を見てました。(まろんの母ちゃん)


車で通勤する途中、いつもの交差点でのまつがいです。ラジオを聴きながら、ぼんやりと信号待ち。田舎道、通る車も人もいないのに、律儀に信号待ち‥‥。そのときラジオで7時の時報が。ポ・ポ・ポ・ピーン!反射的にクラッチから足を離してアクセルを踏み込んでしまいました。信号は赤のまま。すぐにブレーキを踏みました。誰も見ていないのにひとりで声を出して照れ笑いしてしまいました。(ねぼけまなこのF1レーサー)


私が高校生の頃の事。家族が集まるリビングにむき出しのまま置かれた避妊具が!驚いて近くにいた母に「お母さん、こっ、これってコンドーム!?」と聞くと「馬鹿ね!これは丸めて外した指サック。コンドームがこんなに小さい訳ないでしょ!」だって。うぶな高校生だった私、まだ現物を見たことがない時の恥ずかしいまつがいでした。(野の花)


映画に行こうと待ち合わせ、歩いているうちに、友人がだんだん妙になってきました。話していてもうわの空というか、視線が泳いでいるというか、首をかしげて「うう」とつぶやいたりしている。そのうち彼女は立ち止まりました。そしてしばらく黙った後、真剣な顔で意を決したように言いました。「ねえ。聞いて。実はあたし‥‥」なんだろうと思わず緊張する私。「‥‥パンツまちがえてはいてるみたい」遅れそうなので急いで着替えてきたときどうやらパンツを右足の穴からはいてしまい、左足の穴から右足、そして胴体の穴から左足が出ているっぽいとのこと。彼女はとりあえず近くのマックのトイレでまつがいを直してきましたが、その後私の方が、どうしても「パンツをまつがえてはいてる感じ」を想像してしまいなんか、もがもがして映画もうわの空でした。(おく)


同じ布団に寝ている息子(8ヶ月)が、眠りながら腕をボリボリかこうとして、位置がずれてしまったのか、シーツをカリカリ引っ掻いてました。ちょっとかわいかったです。(あせも早く治るといいね)

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