その1480 (2008-03-04)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


金曜日の夜、お腹を空かせた後輩が、みんなでお菓子をストックしているコーナーの前で一言。「倖田來未、開けてもいいですか?」??と思ったら「コーラグミ、開けてもいいですか?」でした。(ペンギンネコ)


氷室京介のコンサートに行く当日。母「誰のコンサートに行くの?」‥‥言ってもわかるはずないと思いながら、私「ひむろきょうすけ」母「えっ!?着物教室??」おしいんだけど‥‥きものきょうしつ‥‥には行きません。(キャサリン)


日々経営学の勉強をしている息子が「コブクロ買ってきた」と外出から帰ってきました。そうだよ、息子、音楽でも聴いて、若者には息抜きが必要だよ!「私にも聞かせてね」と言うと不思議そうな顔をした息子が袋から出してきたのは『国富論(アダム・スミス)』でした。(まじめやね‥‥)


それは、だーれもいない日曜の午後。流れる音楽は、大好きなボサノバ。思いはカリブ海の青い海、まぶしい夏の空。まったりとコーヒーの香り。そこへ15歳の娘、帰る。「これ、誰が歌ってるの?」「小野リサ」「おのりさん??」一気に江戸の下町で塩せんべいの香り。(おかきも好きだけど)


今は合併して名前が変わってますが、数年前、取引があった「チェース・マンハッタン銀行」からの電話を受けた新人ちゃんの伝言メモには、「調布末端銀行様からお電話ありました」と書かれていました。たとえそういうカテゴリーに属する銀行があったとしても、そんな名前はつけないだろう。(ちゃわん)


仕事帰り、今日はなんだか疲れたなぁ、と思いながら歩いていた私の耳に、聞き慣れた地下鉄駅のアナウンスが。「駅構内でスフィンクスを発見された方は‥‥」せ、世界ふしぎ発見んーー!?と一瞬たじろぎましたが、よく考えてみたら「不審物」の聞き間違いでした。(麻里)


遅い時間に居酒屋に入り友人と二人で呑んでいた時のこと。店員さんが私たちのテーブルに来て「カシスソーダになります」と言う。え?そんなの頼んでないけど‥‥と思っていると「もういいです」と応える友人。カシスソーダじゃなく「ラストオーダー」でした。二人で大笑いしました。(Ari)


あれは、旅行関係の会社で働いていた時のこと。ある昼下がり、隣の席のちょっと天然が入った先輩が営業のAさん宛の電話を受けました。「え?失礼ですが、お名前をもう一度‥‥」何やら名前がよく聞き取れない模様。そして、何度聞いても不審そう。「‥‥はい、わかりました!少々お待ちください」ようやく納得がいったようで、元気いっぱいにAさんに取り次ぐ先輩。そんな難しい名前ってなんだろう‥‥。思わず耳を澄ます私。「Aさーん、鬼太郎旅クラブ様からお電話でーす!」‥‥キタロー旅クラブ???妖怪めぐりツアー専門の旅行会社??聞いたことのない名前に顔が一瞬固まりつつも、電話に出たAさん。「‥‥ああ!お世話になっております、北ロータリークラブ様ですね!」(ネコ娘)


初めて一人で乗るバスの路線で、乗り過ごさないようにかなり気を張ってアナウンスを聞いていました。「次は、サンマ・イワシサンマ・イワシです」はっとして電光掲示板をみると、「三枚橋」でした。海の近くだから期待したのに。(たんき)

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