その1481 (2008-03-05)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ちいさな店の店員です。ときどき、日本語がまったくわからないアメリカ人の方がいらっしゃるのでジェスチャーと簡単な英単語でやり取りをします。ある日、商品の値段を聞かれ電卓で1000円と答えようとしたら電卓が壊れていて数字が表示されません。私はあせり、人差し指を1本立てて「セン・サウザン・エン!」でも、ジェスチャーのおかげで伝わりました。(ワン・サウザン・エン)


友人のお姉さんとお母さんが海外旅行に出かけたそうです。お母さん「外人さんにぶつかられて、『I'msorry』って言われたら、こちらはなんて返せばいいの?」お姉さん「さあ、『Noproblem』でいいんじゃない?」‥‥って言った直後にお母さん、自分からぶつかっておいて「Noproblem」と言ったそうです。お母さん曰く、「使ってみたかった」って。(mi-tan)




中学の英語の授業中、教科書の音読をあてられたO君。自信満々に「popular」を「ピポラー」と発音。教室が爆笑の渦に。でもなんだかかわいい。(Ari)


英語塾の講師をしています。今日、中1の生徒が「Thankyou.」の日本語訳を「そこのあなた」と書いていました。わけを聞くと、どうも「Thank」を「That」だと思ったらしい。(bataco)


友人(アメリカ人)と英語で話している横を、用事を済ませた日本人のお客様が玄関に向かって歩いて行きました。とっさに挨拶しようとして、「スィ〜ようなら〜」と言ってしまいました。咄嗟に英語から日本語への切り替えができなくて、「スィーユー(Seeyou!)」と「さようなら」が混ざったんです‥‥。(バイリンガルにはなれません)


あれは確か中学3年の修学旅行の時。バスで移動中、隣を走るトラックの車体には「IWATEuniversity」の文字。一体何を思ったのか、魔が差したのか、「IWATE」を英語で読もうと「アイ‥‥アイウェイト?ウォート?」と必死に考えていました。ふと気づくと、隣の座席の友達も同じように眉をしかめながら窓の外を見ているではありませんか。暫くして絡まる視線‥‥。交錯する想い‥‥。次の瞬間、英単語ではないと同時に悟り、二人で噴出してもう大爆笑。その時の私は、将来、その文字列を毎日見ることになるとは思っていなかったことでしょう。(岩手大学3年生)


知人がセレブな友人から「CHANELのよくわからないもの」をあげると言われたそうです。「よくわからないものって、なんなん?」と聞く知人に「トイレの何か。芳香剤か、その後に‥‥って、しゅわっとするヤツかしらね?」と言うので、とりあえずいただくことに。見てみると「CHANELのeaudetoilette(オードトワレ)」奥さん、それは香水、もしくはコロン、というものですよ。(アイボリー)


海外では日本語ブームのためか漢字が書いてあるTシャツをよく見かけます。「東京製」とかは、まだいいのですが、ときどき「二角形」とか「米」とかよくわからないのもあります。一番驚いたのはテレビのニュースでやっていたある少年のインタビュー。その男の子が着ていたTシャツの胸のところには「痔」と書いてありました。(イノセント)


英会話スクールの事務をしていた頃、外国人講師がいろんな宛名の領収書を持ち帰ってきたものでした。会社名は「アメリカン・プラザ」なのですが、なぜか「アメリカン・エキスプレス」だったり、究極は「メリケン・ブラザーズ」だったり。ネイティブの発音を必死で聞き取ろうとしたお店の人たちの苦悶の表情が目に浮かぶようです。(今はなき「アメリカン・プラザ」の元セクレ)


先生「桃は英語で?」友人「ネクター」(tassy)

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