その1536 (2008-04-29)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


学校で慣用句を習った小学3年生の息子。「目が三角になる」「足が棒になる」などと得意げに使っていたある日、学校から深刻な顔をして帰ってきて一言。「今日、がにまたの煮えくり返るようなことがあったんだよ‥‥」「た」しか合ってない‥‥。(がまおやぶん)


今日、温泉の露天風呂で騒いでいた4歳ぐらいの男の子。「今からマジックをしまーす!マメもシカケもありません!」(ジャックとマメの木)


3歳の姪と、さかな釣りのおもちゃで遊んでいました。姪「これなあに?」私「タツノオトシゴだよ」しばらく遊んでいるうちに姪「なつのおとしごろ‥‥」(と言いながら釣り上げる)お年頃なんてことばをどこで耳にしたのか。(おばちゃんはいいトシ)


コーヒーゼリーをおやつに出した時、ミルクのポーションを忘れていたら、こどもに「コーヒーゼリーのたれちょうだい!」と言われました。「たれ」はやめてほしい‥‥。(せめて「みつ」にして下さい。)


私が小学生の時、友達が言った一言「誰か俺のことつけてくるんだけど。スカートーだ!」‥‥ストーカーだよね?(どせいさん)


息子(4歳)が「水性ペン」を「スイスイペン」と。正解ではないけれど、それはそれでスイスイ字が書けそうなペンだなと妙に納得してしまいました。(ツチ)


幼稚園の時、同音異義語を皆で発表した。「雨」と「飴」、「橋」と「箸」など次々に手を挙げて発表する友達内気だった私も勇気を振り絞って手を挙げた。「考える」と「カンガエルー」。沈黙と共に怪訝そうに見つめ返す先生に一生懸命に説明した。動物園で、ぴょんぴょんしておなかに袋があって、赤ちゃんが‥‥。(先生も考えた)


小学3年生になって少年野球を始めた我が息子。はじめておよそ半年経過しめぐってきた初の試合出場。対戦相手のピッチャーは一つ年上の体格のよい4年生。なかなかの球を投げる好投手で1番バッターの友達は見事に三球三振‥‥。彼の目にははじめての試合での相手投手がよほどの剛球投手に映ったのか、緊張した面持ちで打席に入る前にその友達に訊きました。「ピッチャーはやたまい?」ん?はやたまい?球速い?すると三振した友達は「うん、結構たまい‥‥」愛息の野球人生の初打席は、「たまいはや」に手も足も出ず見逃しの三球三振でした‥‥。(パグちゃん)


4歳くらいの女の子がパパとママと一緒に電車(東武伊勢崎線)に乗っていたとき、多々良(たたら)駅に近づいて車掌さんが「たたら〜、たたら〜」と言うと、「ととろっ!?どこ?ととろ!!!???」といきなりはしゃぎだしました。パパとママも思わず笑ってしまってほほえましい光景でした。(かつお)


知り合いの小学校1年生の男の子とラーメン屋さんに行きました。店員さんに「こってり味とあっさり味のどちらにされますか?」と尋ねられた彼は、たっぷり30秒悩んだ後にこう注文しました。「こ、こっそり」(どっち?)

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