その1557 (2008-05-20)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


高校時代の先輩の話です。英検の面接で、会場に入るときはドアをノックして「MayIcomein?」と言うのが普通なのですが、その方は緊張のあまり「MayIhelpyou?」と口走ってしまったそうです。試験の結果は‥‥教えてくれませんでした。(夢のドリーム)


あれは英語を習い始めたばかりの頃‥‥。姉がジュースを飲むというので「自分も飲む」と日本語で言えばいいのに私ったら得意げに、「Tome!Tome!」姉はぽかん顔。しばらくして「Metooってこと?」その後姉が大笑いしたのは言うまでもありません。(英語‥‥苦手です。えぇ、今も)


テレビでクイズ番組をやっていたときのことです。「馬・狼・牛・羊・山羊を英語で答えよ」という問題に、母と私で声に出して答えていました。「horseでしょ、wolfに、cow、メエ‥‥」「はっ?」「horse、wolf、cow、メエ、goat!!」しかも見事な英語口調。本人は指摘するまで気づかず自信満々でした。(母はこれでも英文科出)


中学の英語の授業は毎回単語テストがありました。「胃」を英語で書くところを思い出せず、確か胃腸薬の名前に似てたなと思った私は「Solmack」と記入。正解はstomachでした。(どびんちゃびんはげちゃびん)


英語のテストが帰ってきました。「Georgehurried‥‥」という文が出てきて、それを和訳しろという問題だったんですが、「George」が読めなくて「ゲオグ」「ゲオジ」と書いた人が何人かいたようです。さらに、先生は「ゲオルグ・ハリー」と名字まで付けた人がいたと嘆いていました。正しくは「ジョージ」。「hurried」は「急いだ」ね。(英語苦手)


海外で環境学を勉強しているものです。スペリングに全く自信のない私。ファイナルテストで、「絶滅危惧種(endangeredspecies)」と書かなければいけないところ、答案が返ってきたら「絶滅香辛料(endangeredspices)」と書いていて、×をもらっていました。いや、香辛料も植物だからもしかしかしたら絶滅危惧種かもしれないけど!(おてもん)


アメリカ人の夫と、子供を日英両語で育てています。3歳間近で言葉が達者になってきた反面、混乱することも多いらしく‥‥。「青虫」は、英語では「キャタピラー」。それで、うちの子は、有名な絵本『はらぺこあおむし』を『きゃらぺこあおむし』と呼びます。(F)


私は本屋で働いています。お客さんに毎回「手提げの袋はご利用になりますか?」と訊くのですが‥‥。ある若い女性のお客さんにそう尋ねたとき、「イエス!!」という答えが返ってきました。見るからに日本人。しかし私はあわてて「お、おーけー!!」と答えました。くすくすと笑い出すお客さん。私が袋を取り出して商品を入れようとすると、「あの、『いいです』って言ったんですけど‥‥」とんだ私の聞きまつがいでした。レジで赤面しました。(はる)


友人が倉木麻衣のアルバムをMDに録音していた。そのMDには手書きで「mykuraki」って書いてあった。(169)

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