その1558 (2008-05-21)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


うちの母は昔から「食わず嫌い王決定戦」のことを「好き嫌いショー」と言う。昔やっていた他の番組名と混ざっているような気が‥‥。(さ)


友達と著名人しりとりをしていました。私「み、み、峰雷太!」違和感を感じつつも何事もなく続行されかけたとき、その場にいた先輩がさらっと一言。「雷太は竜!峰は竜太!」(ジェネレーションギャップ?)


父親とビデオを借りに行った時のこと。「『ゲド戦記』って息子が作ったんだっけ?」と父。「そうそう、確か‥‥野口ゴロー!」ゴロー、とだけ記憶してたので最初に思いついた名前を叫んでしまったのです。近くにいたお兄さんの無表情さが気になりました。(宮崎が正解)


母とテレビを見ていました。母がある外国の俳優さんを見て「この人、あの人に似てるよね。えーっと、なんだっけ‥‥マサ‥‥クサ‥‥そうそう、マサカリクサオ!」私の脳裏には、草刈正雄さんよりも先に金太郎が浮かびました。(ゆみっぺ)


玉置浩二がテレビで歌ってるのを見て父が一言。「この人って、あの曲を歌った人だよね、ほら、あの‥‥バラの‥‥ベージュの‥‥」惜しい!!(『ワインレッドの心』です)


ある夜、祖母と夕食を食べていたところ、ラジオから『007』のテーマ曲が流れてきました。それを聞いた祖母が「これ、なんだっけねえ、確か『109』‥‥いや『177』だったかな?」と、妙に惜しい数字ばかり言うので私が「『007』だよ」と指摘して、祖母は「そうそう、それそれ」と納得しました。が、後で私は気づきました。その曲は『007』ではなく『スパイ大作戦』のテーマであることに‥‥。(これって聞きまつがい?)


クラスメイトの女子の会話です。「あの『考える人』って、作ったの誰だっけ?」「えーっと‥‥ロデオだっけ?」「そうそう!ロデオ!」‥‥違げェよ。ロダンだよ。(ロデオボーイ?)


娘の高校の入学式で、担任の教師がイソップ童話の有名な話が印刷されたプリントを配りながら言いました。「この話は有名なイソップ童話の『アリギリス』です」だいなし〜。(めんたいこ)


人生初パーマをかけてきた我が娘。なかなか似合っていたので、「平山あやみたいだネ」と言うつもりが、「平山みきみたいだネ」とまつがってしまいました。言い直そうとした瞬間、「えっ?誰それ?」と聞き返してきたので、ものまねをしながら、「♪彼の車に乗って〜」と歌い、これで当然わかるよネ?といったノリでいると、「はぁ?」と、さらに混乱している模様。「だから、『ばんばん』の元嫁!」ときっぱり言い切る私。「『ばんばん』が誰?!」と切れ気味の娘。ああ、そうか。平成生まれには、わからなくて当然か。『いちご白書をもう一度』は歌わずにおきました。(誉めるつもりだった母)


先日、姉との会話で。姉「あのーほら、おぎやはぎの‥‥」私「どっち?」姉「眼鏡のほう」両方だよ。(しいて言えば小木派)

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