その1626 (2008-07-28)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


先日、母が、荷物を持ってもらった相手に、「どうもありがとうございます」と言おうとしたところ、口から出てきた言葉は「どうしようもございません」でした。(なな)


この前友達と話してたとき「中2になると家庭科の授業で鮭のソムリエ作るらしいよ」「それって‥‥ムニエル?」それ以来その子は「ソムリエ」と呼ばれてます。(ソムリエとムニエル)


スーパーで安売りのムキエビを見たオット、「あ、あれ作ってよ!チビエリ!」‥‥誰?(花色木綿)


会議中にチーフがいいました。「よしもかったらー‥‥」そのままなんとな〜く流されて会議は終わりましたが「もしよかったら‥‥」ですよね。チーフ。(会議は眠る)


ついさっきのことです‥‥。家にいらっしゃったお客様にお茶をお入れしますね、と言おうとして「エサをお入れしますね」と言ってしまいました‥‥。‥‥ちょうど犬に餌をあげる時間だったんです。(ネコスキー)


台風が北上してくる直前の土曜日、小雨が降り、灰色でところどころ薄明るい空を見上げて、まじめに言った一言。「何か、不穏なくんいきだね‥‥」ハイ。言いたかったのは「空気」もしくは「雰囲気」でした。(さくら)


ある夏の日。飲食店の店員の私は、クーラーのない個室にお客様を案内し、言いました。「クーラーがありませんので、暑いときはよろしければこちらの洗濯機をお回しください」‥‥もちろん、扇風機のまつがいです。お客さんもさすがに吹き出していましたとさ。(せったっき好きなんだもん!)


中学の頃はマジメで、本の虫。人前に立つのは大のニガテだったのですが、図書部の全校専門部長を任されていた私。一年間の任期を終える挨拶で、全校生徒に向けて放った最後の一言です。「いいケンケンができました!」‥‥もう一度。「いいケンケンができました!!」‥‥もう、何度言い直してもケンケンで。全校生徒が爆笑の渦。マジメな私は緊張が解けるどころか逆にテンパってしまい、やりっぱなしのままステージを後にしました。(高校では体育委員)


私が高校一年の時、前を歩いていた友人二人の後ろ姿が恐ろしい程そっくりだった。私「あの二人って、後ろ姿は似てるよね」友「えー?あー‥‥うん、そうだね」私「なんて言うんだっけ、こういうの」友「なにが?」私「あぁ!ビックリゲンガーだ!」‥‥ドッペルゲンガーだよ。自分の言いまつがいにビックリだよ。(水木)


最近忙しい友人が、私に愚痴をこぼしたとき「ころごろ、先輩厳しいんだよねー」この頃、ってことかな?(はるか)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる