その1718 (2008-10-28)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


大型の冷蔵庫を買った時です。店員さんが「配達はシナイですね」と言った。私、驚いて「いえ配達してください」と。頭の中では冷蔵庫をここからどーやって運ぶの?と焦っていた。私、気付きました。「配達は市内ですね」と言ったことを。(力持ちのみっちゃん)


兄の家はオール電化です。ある日、夫が「お義兄さんち、電気?」と訊くので、私は「そうやで」と答えました。すると、「○子姉さんも(義姉の名前)電気?」と。(‥‥へ?)なんで別々?しばし答えに窮す私。するとまた「こどもたちもみんな電気?」(えーっ、なんのこと?)私の頭はパニックに。「えっ、なんのこと?あの家はオール電化やけど!」どうやらそんなにひんぱんに兄家族と会っていない夫は、「おにいさんち、みんな元気?」と私に訊いていたのでした。(うちはガスストーブ)


当時、彼氏だった主人の家に遊びに行った時のこと。彼氏のお母さんが買い物に出掛け、彼氏がトイレに行っている間、電話が鳴りました。よせばいいのに、用件だけでも、と電話を取った私。「はい、○○です。」「あ、ウラノヤスミツですが‥‥」「あ、今、家の者が出掛けておりまして、すぐ戻ってきますので‥‥。失礼ですが、もう一度お名前を‥‥」「ウラノヤスミツです」「ウラノさんですね。伝えます」「?ええと、ヤスミツですが‥‥」「はい、ウラノヤスミツさんですよね?」という会話が続き、わけが判らないまま、電話を切るハメに。お母さんがすぐ帰宅したので、電話の内容を報告すると、大爆笑。訳が判らず、ポカンとする私。「ウラノさんじゃなくて、うちの裏の、安光さん!」と、お母さん。そのとき、裏口を叩く人が。安光さん、当人でした。3人で大爆笑!長いトイレから戻った彼氏が変な顔してたっけ。(のむ)


休憩室に柿が置いてあった。K「へ〜!これ52糖度だって〜」S「ええっ!あまっ!」K「え‥‥あまい?あまいかなぁ?」M「52糖度って‥‥」K「うん、ご自由にどうぞ〜。もらっていいかなぁ」そこにいた全員が、「52糖度」としか聞こえず、一瞬口の中が妙に甘い感じになりました。(超〜甘柿)


今日、母と買い物に行き、コートを買ってもらいました。赤いコートとグレーのコートがあり、私は赤にひかれたのですが、店員さんも母も「絶対グレー」と言うので結局グレーに。とても満足して帰り道興奮気味に母に「店員さんも『断固グレー!』って感じだったよね!」と言うと母は「だんこぐれー?」となんだか腑に落ちない様子。だってホントに「断固グレー」って感じだったのに‥‥と不思議に思いながら同じような問答を3回ほど続けたところで母はやっとわかってくれました。母は私がずっと「ダン・小暮」と言ってると思ってたらしく「誰だソレ?」と思ってたみたいです。そんなファッションアドバイザーいそうですよね。確かに。(あっこ)


ある日の夕方。息子「僕、今日、版画で褒められた!」主人「え?」息子「今日学校で、版画で褒められたの!」主人「え?」息子「版画!クラスで一番上手だって見本にされたんだよ」主人「‥‥ああ!『カンガルーに踏まれた』って言うから何事かと思った」(上野駅のうえの)

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