その1783 (2009-01-01)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


毎年お正月には家族で親戚の家にあいさつ回りに行きます。まだ小学生になる前のこと。「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と、親と一緒に頭を下げていました。すると、そばで見ていた妹が、不思議そうに、「ねぇ、なんて言ってるの?」と質問。説明するのがめんどくさかった私は「新年の挨拶だよ」と適当に。「ふ〜ん」妹は、わかったようなわからないような顔をして、さっき聞いた言葉を思い出しながら、大きな声でこう言いました。「明けましてありがとうございます!わたしもよろしくお願いします!」わたしもって‥‥。それ以来、我が家の新年の挨拶になりました。(れおきん)


20年ほど前の1月の話。知り合いのおばさんが電話をかけてきました。「あ、どうも、おめでとうございます」と言うので「あぁ、ありがとうございます」と答えました。ちょうど、ある大会で、2位という成績をおさめたばかりで、私の事なんか、気にかけてくれたんだと思い、喜んだのですが、電話の向こうはちょっと変な感じ。電話を切ってから、気がついたのですが、「おめでとうございます」は「あけましておめでとうございます」のことだったんです。うぅっ、かっこ悪い‥‥。(すす)


思い出しました。数年前の正月、見事にまつがったあの日を。その頃は学生&地方に住んでいて、毎日バイト三昧だったんです。年も明けて1月2日、いつも通り仕事に行き、社員さんの一人に「おめでと〜」って言われて何の事だか一瞬考えた後、「ありがとうございます!」って全力で返してました。他の社員さんにも聞こえるくらいの大声で‥‥。「お前は新年か!」と突っ込まれましたよ、ええ。だって、仕事続きで年末年始も関係なくて、そんな中「新年明けまして」を省略されたら、何に対して「おめでとう」なのかわかりませんよねぇ?(エリザベス)


去年娘が成人式を迎えました。式当日、着付けをお願いした美容院にそろそろ終わったかなと迎えにいきました。ドアを開けた瞬間スタッフの方みなさんから「おめでとうございます」と挨拶されました。突然のことで何におめでとうを言っているのかさっぱりわからず、必死に考えて、そうか、ついこないだお正月だったから新年のあいさつかと、私も「おめでとうございます」と返しました。が、言いながら、あっこれは成人式を迎えたことへのお祝いの言葉だったじゃん!と気がつきました。顔から火がでるかとおもいまいした。(今度はちゃんと言える、でもその機会なし)


去年の年賀状、母が眠いあたまをふりしぼって書いたのは、「今年もよろしく」でなく「今年もよろよろ」でした。(びっち)


「謹賀新年」って打とうとしたら「金が信念」になった。‥‥ちちち違いますよーーー!!!(R)


箱根駅伝を見ていたら、母が一言。「この人、中川さんっていうの?」画面を見ると、先導の白バイの前面に、「かながわ」とひらがなで書いてありました。「なかがわ」ではなく「かながわ」だし、意味も「神奈川県警」であって、この人の名前ではないです、お母さん。(みや)


正月、外国人がたくさん住む住宅街を歩いていたら、「オーメデトーーーゥ!!!」という声が聞こえてきました。「へー外人さんも、日本に住むと日本語で新年の挨拶をするのねー」と思いつつ「でも、ドアの前で大声で叫ばなくてもいいのにねぇ」と思って見ていました。よくよく聞いてみたら「openthedoor!!」と叫んでいただけでした。(ひらけごま)


年賀状のネタです。私の父の名前は「弘行」なのですが、20年以上「弘幸」と書いて送ってくださる親戚の方がいらっしゃいます。いつか気づかれる時はくるんでしょうか‥‥?(さゆき)

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