その1835 (2009-02-22)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


先日、娘の友達から娘にかかった電話に、母親の私が出ました。「もしもし」「♪ある〜日〜、森の中〜」「‥‥?もしもし?」「♪クマさんに〜、出会った〜」「‥‥もしもし‥‥?」「♪花咲く森の道〜」「‥‥」「♪クマさんに出会った〜」歌がひとしきり終わったところでもう一度「もしもし?」と言うと、「あっ!つながってた!」ですって。あんまりの可愛さに、娘に取り次ぎながら大笑いしてしまいました。それ以来彼女は、ウチでは「森のクマさん」で通ってます。(娘は中2)


今朝、父が母に「なんで洗面台に座薬があるんだ?」と訊いてきました。心当たりのない母が不思議に思って見てみると、それは化粧品会社からもらった、口紅の試供品でした。確かに形は似ていなくもないけれど、こんな色の座薬は嫌です。(江東区ロケット)


散歩に行くと言って出かけた母からしばらくして電話があって、忘れ物でもしたのかと思って出てみると、心配そうな声でこう言いました。「今、地震があったの?小学校の脇を通ったら『関東地方で大きな地震が発生しました』って放送があったの」‥‥母上‥‥それは避難訓練です。(母は地震が嫌い)


先日旦那と外食をしていた時の事。旦那はよくお水をお代わりする。その日も2杯ほど「お水もらえますか?」と。そのうち、黙っていても店員さんが水を注ぎに来てくれるようになった。しばらくして、隣のテーブルに座ったお客さんが、「お水もらえますか?」と店員さんに言った。すると店員さんがやって来て、うちの旦那のコップに水を注いで、行ってしまった‥‥。間違っていることを言おうかどうしようかと思っていたら、隣の席にも注ぎに来てくれた。(気づいてくれてありがとう)


子供の頃の思い出です。おじいちゃんのお葬式の会場は自宅でした。大人の人はみんなビールやお酒を飲んでいたので、当然トイレも頻繁になります。ある親戚のおじさんのズボンの前チャックが開きっぱなしなのに気づいた私は近くにいたおばに耳打ちし、注意してもらいました。「おじさん、前、あいてますよ」一瞬「え?」という顔をしたおじさん、すぐににっこりして「ああ、すいませんね」と、空いてる前の席へと移動してゆきました。(藤ノ谷麻衣)


街頭の木につながれていたシーズー犬に「にゃぁ」と話しかけました。犬はきょとんとしてました。(ひろこ)

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