その1862 (2009-03-21)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


友人の上司が、電話で自分の名前の漢字を説明していたときのこと。「ひでおの『ひで』は英雄の『英』。ひでおの『お』は英雄の『雄』です〜」まつがいじゃないんだけど、1回でまとめられたよね‥‥。(私はHERO、じゃなくてHiro)


ダウンを着ていた先輩と食事に行った。先輩がそのダウンを脱いだとき、「先輩、背中に羽根がついてますよ。とりましょうか?」と声をかけた。先輩からはもちろん、周りからも注目を集めてしまった。先輩は天使ではないし、私は天使の羽をむしるような人間ではありません。(私はいい人))


まつがいなのかどうか、15年経った今でもわからないのですが‥‥。中学の時の担任は真面目でお固い中年の男性教師。ある日、先生は、あまりにも私語が多い生徒たちにとうとう堪忍袋の緒がブチ切れたらしく。黒板にデカデカと「熊猫」と書くと、「お前達はパンダだ!!」と黒板を叩きながらものすごい剣幕で怒り出しました。生徒たちは何が何だかわからず、ポカーン。おかげで教室は静まりかえり、結果オーライとなりましたが、なぜそこでパンダが引き合いに出されたのか、いまだに謎です‥‥。(しかも国語の先生だった)


先日の夜中の出来事。さあ寝ようかと布団に入りかけた時、先に隣で寝ていた妹が突然、「モツ」と一言。ああ、多分これは私の聞きまつがいだろう、それとも寝言の言いまつがいか?などと思いながら、眠りにつきました。ところが翌日、妹が「ねー、昨日すごい夢見てん。大腸の夢!」と。聞きまつがいでも言いまつがいでもなかったようであります!!(ハラミ)


節分の豆を食べながらパッケージの裏側の逸話を読んでいました。「宇多天皇が毘沙門天のお告げで三石三斗の豆を炒って都に乱入しようとした鬼を祓った」と書いてあり、なるほどと思いながら逸話の下の文章に釘付けに。「善光寺鬼打ち豆・北海道」善光寺といえば長野県のはずと思いさらにパッケージを見ていると、製造は江東区の会社。販売が長野市の会社でした。何気に表を見ると「北海道産大豆100%」。一瞬の間に東日本を一周したような目が回りそうな気分でした。最後に逸話を初めから読み直すと、善光寺が広く信仰を集める理由が書かれていましたが、都の鬼との関係は分かりませんでした。(どうにも腑に落ちない)


俳優を役名で呼ぶのはいつものこと。本当の名前は思い出さなくても会話はかみ合う、という母は最近、某携帯電話のCMと「ほぼ日」の影響か、樋口可南子さんを「犬のお母さん」と呼びます。まつがっているような、いないような。テレビなどで見かけると、しみじみと「犬のお母さん、きれいねー」と言ったりします。(しば度)

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