その1864 (2009-03-23)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


あれは、私がまだピチピチで、猫をかぶっていた頃。ちょっといいなあ‥‥と思う男性とお酒を飲む機会がありました。可愛らしく「あのねぇ‥‥」と、話かけるはずがなぜか「あのよー」と、とてつもなくがらの悪い横柄な言葉が飛び出しました。彼はそんな私に「なんですか?」と、急に敬語を使い始めました。(魔法がとけた瞬間)


歓迎会の店を私が決めることになり、先輩が「座敷がいい」ということだったので店に座敷と指定できるか聞こうとして「予約の際に座席指定できますか?」と聞いてしまった。新幹線やないんやから‥‥。店の人も無言やし‥‥。(何か反応してください)


友人と一緒に、スペイン料理店でアルバイトをしています。パエリアを出すときは必ず、殻入れを一緒に置いてくるのですが、先日、友人が恥ずかしそうに報告してくれました。「あのね、さっき、お客さんにパエリア出すとき、『こちらカエリアパライエです』って言っちゃった!」パエリアがさらに陽気な食べ物になったような気がしました。(にっきー)


娘が、幼稚園のオリエンテーションが明日あるねと言おうとして「明日はオリエンタルステーションがあるね」と言いまつがえていました。なんだか神秘的‥‥。(く〜ぽん)


中学時代の朝礼の時のこと、全員起立で気をつけして整列してる中、一部雑談している生徒に向かって、ステージの上から先生が怒鳴りました。「そこ!いつまでつっ立ってんだ!」‥‥正解は「いつまでくっちゃべってんだ!」でした。(いおはら)


先輩が外国人のお客様に日本語が話せるか聞こうとして「日本語‥‥」と言いかけた途中で、相手は日本語が話せないことに気付いたらしく、勢い余って出て来た続きの言葉は「ワーカリーマセーン!」その時、店内には他にお客さんはおらず、先輩の潔い言葉が店中に響き渡りました。待機していた私たちは、笑いをこらえるのに必死でした。「いやいや、あんたは日本語ベラベラだろ!」とか、「なんであんたが訛ってんだよ!?」などつっこみどころ満載です。(先輩は純日本人)


彼とコンビニへ買い物へ行ったとき。彼が会計を済ませている後ろで、ずっと飲みたかった「ゆず茶」を見つけました。私が、「ゆず茶あったよ!」と言ったのと同時に、店員さんが、「398円です」と。すると彼は、私のほうへ振り返り、言いました。「398円?」いえ、ゆず茶です‥‥。(都)


「犬」を「いにゅ」と言いまつがえた同僚。器用なことするなぁと思わず感心。(ワンチャンス!)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる