その1904 (2009-05-02)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


中学生のとき、まだ町なかには電話ボックスがたくさんありました。道を歩いていたら、電話ボックスの中で呼び出し音が‥‥。しばらく鳴るので、意を決して出てみました。「もしもし」「もしもし、○○さんですか?」「いえ、公衆電話です」「○○さんじゃないんですか?」「公衆電話なんです」「えっ?どういうこと?」「道を歩いていたら、電話ボックスの中で電話が鳴っていたので、出たんです」あとは電話の向こうとこちらで大笑いして終わりました。(鳴子)


あるおば様と私のやりとり。トゥルルルル〜♪♪♪相手「もしもし、○○さんですか?」私「いいえ、違います」相手「すみません‥‥」トゥルルルル〜♪♪♪相手「もしもし、○○さんですか?」私「いいえ、間違えてますよ」相手「すみませんねぇ」トゥルルルル〜♪♪♪相手「もしもし‥‥」私「あの、まだお間違えですよ。何番におかけですか?」相手「○○-○○○○-です」私「うちは、○○-○○○×です」相手「あら、ごめんなさい」トゥルルルル〜♪♪♪相手「もしもし〜?(半笑)」私「だぁかぁらぁ〜!違います!!!」相手「あら、ごめんなさい。何でかしらねぇ〜‥‥」トゥルルルル〜♪♪♪相手「もしもしぃ?私。さっき間違い電話しちゃってさぁ〜(大笑)」私「‥‥まだ間違えてますから!!!」相手「え〜?!何でかしら‥‥???」この方も、10分足らずの間でした。最後の方は、自分でもおかしくなっちゃったんでしょうね。「何で?」もなにも、番号が違いますから‥‥。(トゥルルルル〜♪♪♪)


電話のまつがいです。わたしの声は常識はずれて高く、まるで赤ちゃんのようとよく言われます。そんなある日、携帯にかかってきた謎の番号。私「ハロー?」相手「ボクのかわいいウンコちゃん?」私「は?」相手「ボクのかわいいウンコちゃんかな?」私「(よくわからないけど友達に声が似てたので、ふざけてると思って)ハイ、そうですけど?(笑)」相手「やっぱりボクのウンコちゃんだね!元気?」私「ウン、そっちは?」相手「元気だよ」私「‥‥‥‥」相手「‥‥‥‥」私「あの‥‥」相手「Joeいる?」そこでやっと、知り合いでないことが決定づけられ、間違い電話ですヨと言ってお互いに爆笑してから切りました。(ジョーもやけどウンコちゃんってだれや!?)


祖父母の家の留守電に入っていた見知らぬ人からのまつがいメッセージです。「(ピー)‥‥○○だけど!ブタはダメかね!?」ものすごいインパクトで消せずにいます。(ハムカツノコ)


この間、職場で取引先の会社に電話をかけました。すると「はい」と妙にしわしわのおばあちゃんの声が。電話番号間違えた!と思い、慌てて「申し訳ありません、間違えました」と言うと、そのおばあちゃんは「そうですか。うちは中村ですからね」と。あれ???私も中村‥‥。あ!おばあちゃんだ!!私、うっかり我が家に電話をかけてたみたいです。でも恥ずかしかったので「失礼します」と他人のフリして電話を切りました。祖母も、あまりに私がよそゆきの声だったので気づかなかったようです。(ふー)


まだ看護学校生だった時、産婦人科に勤務しながら通っていた。夜勤明けで家で眠っていると電話が掛かってきて苗字を言うところ寝ぼけて「はい、○○産婦人科です」と言ってしまった。相手に「××さんのお宅ですよね?」と言われ何もなかったように「そうです」と答えた。(かほる)

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