その2000 (2009-08-06)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


友人A君と公園を歩いてた時のことです。いまどきなのですが、公園のベンチがペンキ塗り立てだったのです。きっちり「ペンキぬりたて!」の張り紙がしてあったのにもかかわらず気づかないA君はベンチに腰掛けようとしました。座る前に教えないと!と焦った私はとっさに早口で「ヌンキ、ぺりたてっ!!」と叫んでしまいました。(ニコルビンソン)


タクシーに乗りました。親切な運転手さんでした。「ドアをお開けします」「お忘れ物はありませんか?」と仰りたかったのだと思います。でも運転手さんは、美しいカツゼツでこう仰いました。「ド忘れ物はございませんか?」あ、ダイジョブです、と応えましたがひょっとして何か大切なことをド忘れしているのではないかと不安でいっぱいです。(titizo)


昔電話交換をやっていました。先輩が隣で関連会社の電話番号を紹介してました。「ではご案内します。xx-xxxx-なななばばばばんでございます」(ほんとは7777番)


「覆面レスラーってさぁ」と言おうとして、「覆面レストランってさぁ」と言ってしまいました。お客さん入りにくいだろうなぁ。(ネェハン)


保険会社に勤めています。「保障見直しプラン」と言おうとして、「保障見直しプリン」と言ってしまいました。(矢)


夜、会社で急ぎのメールを打っている時の事。先に帰る上司から、「お先〜」と声を掛けられた私は、キーボードを打ちながら「お疲れ様です」と言うつもりが、打っている文面のまま「いつもお世話になっております!」と大声で上司に挨拶してしまいました。確かにお世話にはなってます‥‥。(getty)


「なんか緊張するね。体がプルプルするよ〜」という友達に向かって「生まれたてのコジマみたいだね」と言っちゃいました。彼女はコジマさんではありません。しかも生まれたてでもありません。(鹿軍団)


鼻づまりをなんとかしようと思案した息子が、突如何かを思いついて叫んだ。「お母さん、これだよ!つわり!」へっ?と驚いて振り向くと、「こより」で鼻の奥をくすぐって、くしゃみを出そうとする息子の姿が‥‥。母の大笑いで自分のまつがいに気づき、慌てて息子は言い直したのですが‥‥。「あっ、つわり!じゃなくて、ことり?さゆり?」(さゆりって誰だよ?とつっこむのは必然でしょう)


高校生の時のことですが、友人にある告白をしたら、「もう、○○ったら、みずみずしいんだからぁ」と言われたことがあります。「みずくさい」って言いたかったのでしょう。この言いまつがいを、私はなんだか気に入って、今でも親しい人に対してだけですけど、時々使ってみたりしています。(三色アイス)


最近、新しい仕事を始めたのですが、いやいや、まだまだですよ、と謙遜しようとして、「まだまだ駆け足ですから」と言ってしまった。駆け出しと言いたかった。(マラソンランナー)

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