その2001 (2009-08-07)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


父は帰宅するといつも「たっだいまぁ〜!」と明るい声で話しかけてきます。しかし、ある日あまりにも疲れていたのか珍しく何も言わずにこっちに来ました。その様子を見て、私は「無言の帰宅をしたんだね」と言ってしまいました。母に「それじゃ名前変わって帰ってきてるじゃん」と言われたのですが、なかなか気づかずに何度か「え、無言の帰宅じゃないの?」と言ってしまいました。父は苦笑、私達は爆笑でした。(恐ろしい娘)


色々な草花を植えたり育てたりしている母に、植物の植え替えについて教えてほしいことがあったので、電話して聞いてみたら、「そうそう、ちゃんと底には、墓石を置いてね」と言ってきた。そして、一瞬絶句している私をよそに、平然と、「あっ、鉢石、鉢底石のことよ」と軽〜く言い直していた。(ペリーニョ)


父が眼鏡を探していたので、「さっき新聞の下から発掘したし‥‥」と言ったら、母が「白骨死体?」と真面目に訊いてきました。(発掘したくない)


メンタルヘルス関係の仕事をしています。残業中、かなり疲れながら、今日の相談内容を入力していました。「行動上の問題」、「精神的悩み」‥‥。できあがった表を見たら、「精神的な闇」という項目が。なんだか哲学的な気がしました。(たま)


外出時、母に電話をしたところ、焦ったような声で、こう答えました。「今、薬をやっているところ!」ギョッとしましたが、よく聞けば、薬局で処方箋を出して待っていたところでした。周りの人も、ビックリしたんじゃないかなー。(まつこ)


うちの会社で働く掃除のおばちゃんはとっても元気で、噂話が大好き。このあいだも大きな声で「ここの人たちは皆シェルターの使い方、乱暴だよ。特に6階のシェルター、きったないねー」。会社に、核シェルター?(正解はシュレッダー。そんな私は聞き上手)


我が家の朝は、NHKの朝のニュースを見ています。その日のミニ特集にはイタリア人の社長さんが出ていました。アナウンサーが言いました。「イタリア人の、火あぶりさんです」「なんと物騒な名前だ」と振り向いたテレビには「シアグリ」さんという字幕が‥‥。しかし、その後何度聞いてもアナウンサーが「火あぶりさん」と呼んでいるように聞こえ、なんとなく殺伐とした気分になりました。(イガグリの方が似てるのにね)

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