その2046 (2009-09-21)
一文字違うだけなのにぜんぜん違う!というような「言いまつがい」もありますし、原型とどめてないじゃないですか!というような「言いまつがい」もあります。どちらもそれぞれ、味わい深い。さぁ、元祖「言いまつがい」。いろんなタイプの「言いまつがい」を今日ものんびりお楽しみください。


ハードワークで疲れ気味の父。電話をしていたら、「なんだか最近やけに忙しくてさぁ‥‥もう、ブロッコリーだよ」と。‥‥「グロッキー」って言いたかったみたいです。ニュアンスは合ってる。(あんしゃい)


梅雨の晴れ間の日でした。出掛ける大学生の娘に、夫がかけた言葉。「おい、日傘か帽子持っていけ。赤外線にやられるぞ」(sugar)


夕ごはんの支度中の母。「お味噌汁、レンタルでもいい?」と確認する母の手には、レトルトのお味噌汁が。‥‥返さなきゃダメ?(あんしゃい)


ある日の大学の研究室で。友だちが化学の実験中にベンゼンをこぼしてしましました。私「大丈夫?」友だち「ベンゼン大丈夫」いやいや、ベンゼンは大丈夫じゃないし。「全然」と「ベンゼン」、確かに似てるけど。(りー)


会社のビルから出ると、通りで大きな声でおじさんが携帯で話していました。「だから、さくらだだどおりを。ん?さくらだだ通り。いや、さくらだだ通り‥‥」自分でもヘンだと思いつつ正しく言えない様子。おじさんごめん笑っちゃって。(桜田通り)




結婚式で乾杯の音頭をとったT課長は、スピーチの本に載っていたアイデアを拝借し、参列者に向かって「今日は『おめでとう』ではなく、『ありがとう』で行きましょう」と提案しました。そして、「よろしいですか?『ありがとう』で乾杯ですよ?」と再度繰り返し、「さあ、行きます」と言ってグラスを掲げ、参列者全員がグラスを掲げたのを見届けたあと、高らかに、こう言いました。「‥‥おめでとう!」出席者全員が「ありが‥‥、おめでとう」と言ってしまいました。(ジョーム)


友人と私の間では、「バタンキュー」のかわりに「コテングー」という表現をよく使います。ある日、仕事の後に飲んだ時の駅での会話。「家に帰ったら、コテングーだよね」「コテングーってさぁ、武道の名前に似てるよね」「あ、コテンドーだ!」「そうだそうだ!」翌日、その競技の名前が「テコンドー」だと気づいた時のおかしさといったら!駅で聞いてた人たちは気づいたかしら?(かめこ)


怖い映画を見たあとに息子(12歳)がぼそりと、「うちもハウスダストがあったらどうしよう」と言いました。どうやら「ポルターガイスト」と言いたかったようです。トしか合ってないよ!(ハウスダストならもうあるよ)

今日耳にしたばかり、という「言いまつがい」でもかまいませんし、じつは5年前の話なんだけど、という「言いまつがい」でもOKです。あれこれ思い悩むその前に、まずは「投稿する」ボタンをポーンと押しちゃいましょう。そしたら、あとは、書いて送るだけ。どうぞお気軽にご参加ください。それでは、また、明日ー。
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