その2069 (2009-10-14)
ふと、耳に飛び込んできた、とんでもないフレーズ!そんなバカな!ありえない!私は思わず耳を疑った。疑って、よかった。だってそれは「聞きまつがい」だったのだ。意味はぜんぜん違うんだけどさ、言われてみればそう聞こえないこともない。絶妙な「聞きまつがい」をどうぞ最後までお楽しみくださいー。


聞きまつがいです。とある歴史教養番組をボーっと見ていたときのこと。「『枕草子』を執筆したステーションワゴンは‥‥」と聞こえてきたので、なんじゃそりゃ?と思って画面を見ると、そこには教科書に載っているおなじみの顔が映っていました。(清少納言)


近くの席にいる同僚が電話をしていました。「フィリップ様ですね、ありがとうございました」外国人から電話がかかるような職場ではないので驚いていたら、「栗木様」の聞きまつがいでした。(しやうじ)


旅行関係の仕事をしています。とある団体様からご予約を頂き、内線で担当の人に伝えようとしたときのこと。私「団体名がね、『○○会』様」担当「『だてメガネ○○会』様ね!了解」笑いすぎて連絡の続きが言えませんでした。(こずえ)


文学部生です。とある昼下がり、友人とアカデミックに妖しい話をしていました。「で、サド侯爵がさ」「え?佐藤耕作?」誰。なんだかいきなり平和な日常が見えました。(佐藤さんちのこうちゃん)


友達と校庭の草とりをしていたときのこと。「疲れたね」と私が言うとその友達がなんと!!「うんこがしたい」と!!後からきくと「うん、腰がいたい」と言ったようでした。恥ずかしいっ。(おばさんくさい)


友達とカフェに。お姉さんがにこやかに出てきてひとこと。「奥谷さまですか?」え!何で名前を知ってるの?あなた、何者?と驚きのあまり固まってしまった私たちにお姉さんがもう一度聞きました。「お二人さまですか?」あ〜、びっくりした。そのとおりです。(奥谷とその友人)


今、沢田研二さんの『勝手にしやがれ』の、「♪寝たふりしてる間に出て行ってくれ」という格好いいフレーズが、「ネタ振りしてる間に」に聞こえてびっくりしました。ネタを振られた彼女は荷物そっちのけでボケたりつっこんだり、それを受けて彼もコケたりボケ返したり、悲愴感もやるせなさもまったくない、おもろいカップルが脳裏をよぎりました。(まいまい)

「聞きまつがい」「言いまつがい」、どのような「まつがい」でも、私たちにメールにてお知らせください。「投稿する」ボタンを押して、思い出深いそのエピソードをだいたいの感じで書き表して、できあがったら送信すればそれで終わりです。みなさまのご参加をお待ちしております。どうぞ、よろしくお願いします。
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