ほぼ日 - 言いまつがい

その2081 (2009-10-26)

１番バッターから９番バッターまで全員がホームランを打つ野球なんてそりゃ、絵空事ですよ。四球、盗塁、送りバント、ヒット‥‥。そんなふうにコツコツつないで点をとるのが、いいチームの現実的な姿。小さなネタを重ねてクスクス笑いを導く元祖「言いまつがい」の姿勢を野球にたとえようとしたんですが、これは我ながらわかりづらかったなぁ‥‥。あ、本編は、わかりやすいですよ！今日も愉快な「言いまつがい」をどうぞー。

運転がやや不安な私の車に彼を乗せました。「もうちょい先」で曲がる予定を、少し前に曲がろうとしてしまい、焦った彼が、「モウチョキサイ！」と。いろんな意味でそのあと運転を代わってもらいました。（笑い過ぎの為）

帰宅した彼が言いました。「うちの向かいのさ、でっかい猫飼ってる犬いるじゃん」犬じゃなくて‥‥「家」だろ。（マリエ）

家族で回転寿司を食べに行きました。子供の分はとりあえず「さびぬき」で注文しなきゃ。私は大声で言いました。「すみませーん。マグロとサーモンをシャリぬきで！」喧嘩を売ったつもりではありません。（ぶひっ）

高校の文化祭の開幕式。体育館に集まった全校生徒がいつまでもザワついていた。怒った体育の先生がブチきれて一言。「おまえら静かにしろ！いいか、文化祭は祭りじゃねぇんじゃ！」（だったら文化「祭」の意味を教えてくれ）

自転車通勤の私ですが、出勤してすぐ、隣の席の同僚に今朝は時間がなかったために「日焼け止めが塗れなかった」と伝えたくて「虫やけ止め‥‥」と話し出してしまい、全員で大笑い。虫よけと、日焼け止めを兼ね備えたものが商品化される時は、ぜひこの名前で。（ゆきらま）

「野菜とかみじん切りにしてくれる機械って何だっけ？」と、会社の後輩に聞いたらこう言いました。「えーと‥‥ワードプロセッサー！」ワープロじゃまったくみじん切りできません。本当は「フードプロセッサー」って言いたかったんだよね。（はるきち）

ラジオ番組を作る仕事をしています。先日、ゲストに「木下さん」を迎えての生放送中に地震が発生。パーソナリティーが「ただいま地震と思われる揺れが‥‥」と、緊急時のコメントを言い始めました。スタッフとしてスタジオの中にいた僕は、小声で「木下さん、かくれて」と指示をしました。すると次の瞬間、パーソナリティーは、こう言いました。「タンスなどが倒れるかもしれません。木の下など安全なところに避難し‥‥」（木下さんは机の下）

母が「和風のロール巻き作るの！」と言って、キャベツに昆布の帯をしめてしょうゆ風味に煮てました。「和風のロールキャベツ」が正解。ロール巻きじゃ「巻き巻き」だよ。（おいしゅうございました）

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