その2082 (2009-10-27)
すべての子どもたちは美しい名前を持っています。ひとりずつ、ひとつ、かけがえのない名前を。ところが、その、燃える命ともいえる名前がそれはもう、あっさりと、誰かに「言いまつがわれて」しまったりするのです。さぁ、「名前の言いまつがい」をそろそろはじめましょうかね。どうぞ、最後まで、ごゆっくり。


うちの会社に「笹島さん」という方がいるんですが、その人を呼ぶときに、「あのー、ささじまん!」って、呼んでしまいました‥‥。笹自慢?ささじマン?腰砕けです‥‥。(だい)


本日、仕事でお会いしたお客様は山内さん。おなかまわりになかなか貫禄がある。お見送りした後、次回のお約束を予定表に記入しようとして「○時山肉さん」と‥‥。こらこらこら。(なぼちん)


「杏子」と書いて「キョウコ」といいます。知っている人はあっさり読みますが、最近知らない人も増えている模様。それでも「杏」が「アン」と読むことはわかるらしく、「そんなわけないよね‥‥」という顔をしながら「あんこちゃん?」と呼んでくれます。とっても甘そうです。(地元の名産は和菓子です)


知り合いの「亜矢さん」という人に、贈り物をしました。電話注文で、受取人の名前の漢字は「亜細亜の『亜』に、弓矢の『矢』です」と説明しました。電話の相手のお兄さんは、自信ありげに「わかりました」と言っていました。翌週、彼女の元に「ア弓様」宛の小包が届きました。(石)


息子の通うスイミングクラブより電話が、かかってきた。「月謝の入金ありがとうございます。ところで、保護者のお名前の確認ですが‥‥『○○おさる』様でよろしいでしょうか?」「は?おさる??」「はい、何度も確認いたしましたが、お・さ・る、となっておりますので、確認のお電話しております」「‥‥もうしわけありません。ATMからの入金に不慣れなもので、間違えたみたいです。『○○まさる』と、訂正しておいてください」ATMでの入金がはじめてで何度も間違えて、後ろには長蛇の列となり、挙句の果てに、「○○まさる」という主人の名前を、「○○おさる」と、入力していたのでした。15年前の私の秘密のお話です。もちろん、お・さ・る本人は、知りません。(ゆうすけママ)


中学生のころ。同じクラスの「本多さん」は、習字の時間、自分の名を書くところに「本田」と書きました。「あ。間違えた」と言ってました。うん、スゴイまつがいだと思います。(石)

どのような「言いまつがい」でも、ためらわず、私たちにお送りください。こんなんでいいのかな、と悩んだ場合は、そんなんでいいんだよ!という我々からのアドバイスを思い出してください。投稿は「投稿する」ボタンを押してはじまる。ささっと書いて、メールしてくださいね。それでは、また明日、お会いしましょう。
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