その209 (2004-09-10)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


先日、舞台について友人と話をしていたとき、よほど作品がつまらなかったのか、突然、彼は、「だいたいあの作品、臨終感がないんだよ」‥‥。何も殺さなくてもいいと思うっす。(おいきなさい)


隣に住んでた女の子、小さい頃、「首飾り」のことを「首だらけ」と言っていたそうです。(えぺさん)


母と仕事の話をしていました。母はしんみりした声で、「まあね、みんな血ナマコだからねえ」と言いました。(よしべ)


学生の頃、格闘技系のサークルに所属していました。ある日、その場にいない先輩のうわさ話をしていたとき、友人が、「○○先輩って、異彩を放っているよね」と言おうとして、「○○先輩って、異臭を放っているよね」と言ってしまいました。(せんたくむすめ)


20世紀末、私はノストラダムスの予言の「アンゴルモアの大王が天から降ってくる」という文句を連日のテスト疲れから駅で友人に偉そうに「アンモニアの大王」といって赤っ恥をかいた。(Ishikawa)


このあいだ、献血コーナーの前を通っていたら呼び込みのお兄さんが「ご通行中のみなさまに献血しています」と呼びかけていました。(べ)


バイト先の同僚の言いまつがい。「ダイエットしたいなぁ。私も飲んでみようかな、ヘルニア緑茶」それって腰に悪そうなお茶やな〜、とつっこむまで彼女は言いまつがいに気づいてなかった。(yabukiyo)


おじさんばかりの飲み会にうんざりな友人が「腰を割って話せる人がいないんだよね〜」と、腹を割って話してくれました。(こばやん)


子供とプールに行った帰りに「耳の中の水だした?」と言おうとして‥‥「水の中の耳だしたの?」と聞いてしまいました。子供に「こわいよ」と真顔で言われてしまいました。(ケロコ)


言いまつがった言葉に別の意味があるとさらに愕然とする。仕事場で「ここはまだまだ改善の余地がありますね」と言いたかったのに、口から出てきたのは「ここはまだまだ改ざんの余地がありますね」アブねー‥‥。(ちなま)


新婚ほやほやのとき、私の夫は、生命保険の受け取り欄に、「毒」(正解は妻)と書きました。(りえこ)

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