その210 (2004-09-11)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


わが家の前で転んだ人が、腕をおかしくして動けなくなってしまいました。「おとーさん、救急車!」と私がさけぶと、主人は「119ばん、119ばん‥‥」と言いながら電話帳をめくっていました。(ころりん)


ある日の出来事。寝る前に、枕元のテーブルにペットボトルのお茶と目薬を置いて眠りました。起きた時、部屋が乾燥していたため、お茶を飲もうと考えました。その前に目薬を‥‥と思い、目薬をさそうとしたところ‥‥。なんと、寝ぼけた私は、ペットボトルのフタを開け、目の上で傾けたのです!お茶は勢い良く私の顔に注がれ、バッチリ目が覚めました。ビックリしました。(なおこ)


新人SEだった頃のことです。ユーザー対応中、お客さんのPCを操作しようとして画面を見ながらマウスを動かしたのですが、なぜかマウスポインタが微動だにしません。ふと気付くと、マウスの横に重ねて置いてあった、タバコとライターをつかんで移動させていました。いやぁびっくり。お客さんは横で大爆笑。(6年後転職)


朝、満員電車をおりると、同僚とばったり。押されたせいか、ネクタイに口紅がついていたので、「あー、口紅ついちゃってますよ」と注意すると「ええっ」と動揺し、あわてて口をぬぐっておりました。違うってばさ‥‥。君んちの嫁は朝っぱらから口紅べったりでチューかい、ああそうかい。(九龍)


深夜残業が続き、「栄養が偏るから」と心配した母がお弁当を持たせてくれました。いつものバッグにはお弁当が入らず、お弁当袋をぶら下げて会社に行きました。会社について、部の冷蔵庫にお弁当を入れようとしたところ、お弁当が冷蔵庫に入らない。「‥‥?」バッグをぐいぐいと冷蔵庫に押し込んでいる自分に気付きました。疲れていたんだと思います。(はなちん)


市役所に、書類を提出しにいった時、はんこが必要なため、書類を書きつつ、バッグの中からやっと探し出し、印を押そうとしたら、リップクリームでした。職員さんは見て見ぬ振りをしてくれました。(puripurijun)


たぶん私が小学校高学年のころだったと思います。ビーフシチューを作った母は、赤ワインと間違えて養命酒を入れてしまいました。そのシチューは食べられませんでした。(びび)


スポーツクラブにて。水着に着替えて更衣室を出、右手にゴーグル、左手に水泳帽を持ち、プールへスタスタ歩いていった私。ふと左手の水泳帽を見ると、それは水泳帽ではなく、替えのパンツだった。(同じ色なの)


いつもは自転車通学なのに、その日は雨だったのでバスで登校。その帰り。駐輪場の中で、自分の自転車を隅から隅まで必死になって探している自分がいました。(まどろむ人)


いや、大したやりまつがいでもないんですが、あまり最近頻繁にやるので、報告までに。メガネかけたままお風呂入っちゃいました。(Bt)


私鉄→JR→私鉄と乗り継いで会社に通勤している私。パスネット(磁気カード)とSuica(ICカード)を間違えて改札機に投入!入るはずのない改札の投入口にゆーーーーっくり入っていくSuicaをとめることはできませんでした。(tannta)


京王線の電車を降りて、改札口に向かう通路が長蛇の列&ぴんぽんぴんぽんなっている。遠くの方から女の人が「すみません、Suicaを間違えて入れちゃったんですけど‥‥」その女性は、自動改札にSuicaを入れてしまったらしいです。よく入ったな‥‥。(季莉)


言いまつがいとは少し違うのですが、先日ヨメと某ハンバーガーショップへ行った時のことです。新人っぽい店員さんにアイスティーを注文しました。「ミルクティーにしますか?レモンティーにしますか?」と聞かれたので、「ストレートでお願いします」と答えると、店員さんはレジのボタンを見ながら、「ミルクティーかレモンティーのボタンしかないのですが、どちらか適当に押してもいいですか?」と聞いてきました。私じゃなくて店長あたりに聞いてみてください。(DUNE)


上品で評判の近所の奥様が、ある日顔に大きな青あざを。驚いて理由を聞くと「冷蔵庫のジャムを捜してたんだけど、見つからなくて、扉を閉めたら、顔がまだ中に残っていたみたいで、挟まれちゃったの〜」とのこと。同情の言葉をかけるべきだったのでしょうが、顔が冷蔵庫に挟まっている姿を想像したら、笑いをこらえることができませんでした。スミマセン、相当痛そうだったのに。(レイコ)


友達のホストマザー、ジョゼフィンは色々ユニークなことをやってわたしたちを笑わせてくれます。ある日彼女は犬にやる薬を容器からだそうとしていました。そこに電話が。相手はジョゼフィンの友達でした。「あらー、久しぶり、元気〜?」などとしゃべり始め、何かの拍子にジョゼフィンは手に持っていた錠剤をぽいと口に放り込み、水とともにごっくん。「あっ、犬の薬だった!!」関節炎の薬か何かで、何事もなかったようです。(祐@フィリー)


あれは小学校二年生頃の下校途中、前方にバナナの皮らしきものを発見。漫画のようにホントに転ぶものか、また一緒にいた友人から笑いを得たかった、幼くして生粋の関西人の私、思いきり豪快に踏んづけてみたら、犬の糞。かなりソフトなタイプで、小さな靴は埋もれてしまいました。一人で靴を洗った時の情けない気持ち、今でも鮮明に思い出せます。(ととととともこ)


知り合いが小袋に入ったプレゼントをくれました。外国の言葉で書かれた絵付の解説をなんとか解読すると、どうやら、チョコレートの香りのする入浴剤らしく、お湯に入れてかき混ぜて、香りを楽しむもののようでした。早速粉末をお風呂に入れて、ゆっくり湯船につかってみて初めて気づきました。チョコレートのにおいのする入浴剤じゃなくて、普通にココアでした。まとわりつくような甘い液体が、体中に広がりました。(ぽんた)


忙しかったある日。振込の用があって、何とか空き時間をつくり、徒歩5分のキャッシュコーナーに出かけました。いざATMの前に立った時、カードをサイフごと忘れて来たことが発覚。あわてて仕事場へ取りに戻りました。たまたまかかって来た電話に出たり、トイレに行ったりして数分後、あらためてATMの前に。そこで、またまたカードをサイフごと忘れて来たことに気がつきました。とにかく忙しい日だったんですが、あまりにも悔しいので、もう一度サイフを取りに帰還。仕事は遅らせても、意地でも振込はその日のうちに済ませました。振込期限はずっと先だったんですが‥‥。(Q太郎)


県警と協力して行なった交通安全運動中に、車にひかれかけた。(車寸止め経験あり)


とある文化ホールで友達を待っているとガラス戸の向こう、友達がやってくるのが見えました。私が手を振ると向こうも気づいて手を振りながら小走りにこちらにやってきました。そして、そのままガラスに激突しました。帰りにガラスを見たら、タラコくちびるな跡が‥‥。次の日は腹筋が筋肉痛でした。(ひめりんご)


ある朝目が覚めたら、かぶっていたはずの掛け布団がどこにもありませんでした。あんな大きいものが消えてなくなるなんて、と5分くらいパニクッてから気づきました。掛け布団がきれいに裏返っていて、その上に寝てました。母を呼んできて見せました。(青柳)


「朝起きて、顔洗って、歯を磨いて、朝食を食べてたら、実は夢だった」っていうのは、よくありますよね。私の場合、歯磨きをして、口をすすいで吐き出したところで飛び起きます。その時、口のまわりはヨダレだらけ。そう、ホントに吐き出しちゃってるのです。お泊まり先でもやってしまうのでドキドキです。(kurico)


朝、化粧をしている時、気づくとアイブロウペンシル(眉毛描き)リップペンシルのように使っていました。茶色の唇ができあがるところでした。(やすり)


巨大なペットショップにて。棚の一番下の商品を、しゃがみこんで物色していました。すると頭上から、「犬猫館はどこですか?ここから遠いんですか?」という女性の声が降ってきました。見上げて顔をあわせたものの、店員さんと間違われているんだぁとちょっと驚いて、しばしボーっとしてしまいました。「一旦外に出て隣です」とやっと答えましたが、予期せぬことに対して表情が固まっていたので、かなり無愛想な店員と化してしまいました。ショップの評判が落ちなかったことを祈ります。(漆花)


先程、向かいに座っている経理のオバサマが、透明のファイルケースを口元に当て、思いっきり大きな口を開け、あくびをしておりました。不透明なファイルケースとまつがえたようでした。喉ちんこまで丸見えでした。(喰われんじゃないかと思った)


「上様」を「かみさま」と読んだ紳士の話で思い出した。息子の友人の「上(かみ)くん」はファミレスの順番待ちで「カミさま〜」と呼ばれたあとで「今度からホントの名前を書いてね」とやんわりと注意された。本名なのに‥‥。(ソラシド)


歯医者さんにいきました。重い気持ちで診察台に寝て待っていたら間仕切りの向こうから声が「○○く〜ん、お手手は『きをつけ』にしててね」‥‥‥‥。「ん〜‥‥それはね〜『前へならえ』なの〜」(ねむりひめ)


電話で名前を言うとよく「きよ子さんですね?」と確認される。「いえ、ちよ子です。千代田区のち」と言うと、「あ、きよ子さんですね」とまた言われる。「いえ、ほら、あの、島倉千代子って歌手がいるでしょう。あの人の、チ、です。」「はい、きよ子さんですね」延々と続く「ち」と「き」のやりとり。‥‥ひょっとして、あちらさんも「ちよ子」と言っているのかな?(匿名希望千代子)


会社から帰って留守電を聴いてたら外人らしき声で、しかもすんごい勢いで「あ、どもっラシュフィンですっ。エグマフィン美味しかったか!美味しかった!エッグマフィン。エッグマフィン!‥‥ツーツーツーツー」ゴゴ1ジ1フン‥‥。ラシュフィンて外国人の友達もいなけりゃ、エッグマフィン食べた覚えもない。かけまつがいもいい加減にして欲しい。(誰かに同意してもらいたかったんだね)

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