その215 (2004-09-16)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


友達のチーちゃんは洋服屋さんに入って赤いワンピースを手に取り、店員さんに「この赤って、黄色?」と聞いていた。(ぶち)


友人と旅行の話をしてた時です。友人「それで、何日間行ってたの?」私「3泊2日」ありえませんよねぇ。(ちはる)


実家のテレビの画像が突如横線1本になって壊れてしまい、今流行の40万円以上するテレビに買い替えました。母は孫たちにそのテレビの説明を一生懸命しているのですが、なぜか「アナグロ!アナグロ!」と連発していました。(デジタルな娘より)


今日、みんなが会議中のときにかかって来た電話に、つい、「須崎は会議中ですがお急ぎ中ですか?」と。たいして面白くもないしそんなにまつがってもないけど、ほんのりひとりでほおを赤らめてました。(おまめ)


大学に入学して、お好み焼き屋さんでアルバイトを始めました。バイト3日目、副店長にジャガイモとツナとチーズが乗ったもんじゃ焼きを示されて、「これはなに?」と聞かれました。私は、必死に考えて「ジャガツナポテトです!」副店長は笑いを堪えるのに必死。恥ずかしかったけどお客様の前で間違えなくてよかった‥‥。(新人バイト)


夫の母校の横を二人で歩いていると、フェンスの向こうに懐かしいモノを発見。妻「ねぇ、あの白いのなんだっけ‥‥あ!思い出した。借用箱!」夫「何を借りる気だ?」ああ、懐かしの百葉箱。似てるじゃないかぁ。(nanao1974)


ある先輩が真顔で、「マラリヤ・キャリーって7億ターボ出るんだってね〜」いつの間にか伝染病とエンジンの話にすり替わっていました。面白いので本人には「マライヤ・キャリーは7オクターブ」とは未だに誰も教えていません。(おでぶちゃん)


知り合いのお母様が手伝いを渋った息子に言いました。「働く者食うべからずって言うでしょ!!」(おいらは会社員)


「オートバイが欲しいけど、雨の日は仕事に使えないな」と言う旦那に「あれにすれば、ピザ屋のふねのついたオートバイ」と言ってしまった。(屋根付きでお願いします)


春巻きを半分に分けて食べていたときのことです。大葉とシャケ(サーモン)が不均等に入っていました。「どっちがいい?」「じゃー、シャーモン!」「へ!?」「あ、まちがえた!サケとシャーモンがごっちゃになった!」ごっちゃのままだから‥‥。(まさや)


昨晩のこと。彼と夕飯後の散歩で近くの住宅街を歩いていました。ある涼しげな一軒家を指差し、私は「ねーねー、ああやって、すのこを窓の外にぶら下げておくと涼しいんだって」「すだれ、でしょ?」と彼。(よーちゃん)


私の時計はGUCCI。友達に「かわいいよねぇ、それ」と褒められ、テレかくしに「でもこれ、分針ないから正確な時間わからなくって」と言ったら「あんた何時代を生きてんの?!」とバカにされてしまった‥‥。(ほんとは秒針がないのだった)


先程友達と肝試しをやろうという話をしていたら「‥‥101物語はやめてね」と言われた。犬の話か?(もなこ。)


私は某通販会社のテレホンオペレーターをしています。昨日、隣に座っていた先輩、「ありがとうございます、●XのTでございます。」の後、「はい、ご注文でございますね。いらっしゃいませー!」と、おおきな声で言っていました。「ありがとうございます」と言いたかったらしいんですが。(みぃみ)


「オーソドックス」がすらりと言えません。「もうちょっとオードソックスでもいいんじゃない?」頑張ってかっこよく話してる時に限って、余計に言いまつがう。恥ずかしさ2倍。(まいこ)


友達と3人でビリヤードに行った時、私がキューを後ろに回してかまえると、友達が「すごーいっ!『スリラー』みたいでカッコイイー」それを言うなら「ハスラー」では?(みみの耳)


おとなしくて優等生の友人が17歳にしてできちゃった婚。彼女を昔からよく知っている母は「仰天の霹靂とはこのこと」と。青天の霹靂が正しい。(笠原→安藤)


俳句をやっているおばあちゃん。いつもジーンズばかりはいている私が成人式に着物を着て会いに行くと、えらく感動し、一句。「ジンズーに‥‥」ナイストライ!(meg)


高校生のときでした。清水次郎長と言おうとして、出てきた言葉は、「きよみずのじちょろう!」友が一瞬沈黙した後で、「ああ、清水次郎長」と言った後の、はずかしさ。(ちー)


偉い先生の講演会を聞きに行った時、話に熱が入ってきたところで「何でもかんでもを、一把ひとからげに考えてもダメなのです!」と、おっしゃいました。一把じゃひとからげにしかなんないじゃん。(でめ)


友達とファミレスに入ったときのこと。メインの料理を食べ終え、張り切ってこう言いました。私「さぁ!デザインだ♪」友「‥‥何の?」(おいしいレアチーズケーキでした)


例えば榊原郁恵チャンが料理番組でトトトントンとキャベツを刻んでいる時。例えば青年アイドルがバラエティ番組でバンブーダンスに興じている時。母は何度注意しても、「リズムカルだねー」と言いまつがいます。(ノンナ)


友人と映画を観に行った帰り、作品のおもしろさに興奮した友人が、「あの俳優って実はコメディがオハチなんだよね!」オハチ‥‥?ニュアンスはわかるような気がして「そだね」と言った後に考えた。「オハコ」+「十八番」か。(かず☆)


子供が眠りかけの時にダンナが「青色寝息だね」と意味不明の発言。すぐに「間違った、青色吐息だ」まだ違う。それを言うなら「青息吐息」だし、しかも使う場面まで間違ってるよ。(つま)


友達と部活の話をしてた時。友達が、「うちの部活のコンブさー」と言い放ちました。「顧問」と言いたかったらしいです。(指圧生)


やっちゃった〜!家で電話が鳴った時のコト。いつものように受話器をとり、「ありがとうございます!‥‥あ、もしもし」仕事の癖は恐ろしい。電話かけてきたのがおばあちゃんでよかったけど‥‥。(あねさん)


私の妻は子供のオシメを指差して「アンモナイトのにおいきついね」と。「アンモニアだろー」(ぼてぶり)


親戚の結婚式に招待され、家族で話していました。「その日は大吉だから大丈夫!」と大声で占ってしまいました。「大安だから」と言いたかったのに‥‥。(ありんこ)


この間友達と、「性別によっての差別はあるよね!」という話をしていたときのことです。最近雑学に興味があって、たまたま見た言葉の中にそれらしいのがあったと思い出し、私は自信満々、得意げに言いました。「それってあれだよね!デンジャー!デンジャー!」‥‥差別どころか危険になってる!(本当はジェンダーでした)


前に働いていた会社の先輩は、つちふまずのことを「つちふじまつ」と言っていました。私に指摘されるまで30年間だれにも直されなかったそうです。(ニャオニャオ)


最近地震がありました!そんな時も母は「これに挑発されて東海地震がこないと良いけど‥‥」誰に?誘発でしょ?「体感震度」とか、わかるような微妙な事言ってるし。(aya)


私の友達から聞いた話です。その友達の弟がとても小さかった頃、友達のお母さんが弟に向かって「ひらいた〜、あいた〜」と言いながら手を開いたり閉じたりしていたそうです。その後も気づかず「ひらいた〜、あいた〜」を繰り返していたそうです。(さくら)


会社の美しく聡明な、けれどすこしオトボケな先輩との会話です。先輩「Hさんって、バラ育てるの上手なんだよね〜。でも、すぐに、ヌンチャク語るよね〜」聞かなかったふりをすべきか一瞬悩みつつ、私「‥‥ウ、ウンチク?」先輩は、「あっ!そっかー」と笑い飛ばしてました。よ、よかった。(rie)


「わたし、こじかに行くの?」‥‥小児科です。「最近おしゃべりにてかりがはいってきてね」‥‥磨きがかかった、といいたいのね。「袋があったらかぶりたい」‥‥穴があったら入りたいんじゃなくて?以上、中2の娘です。(章子)

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