その2174 (2010-01-27)
ねぇ、キミ、ぼくは思うんだけどね、この世界には「固有名詞」が多すぎるんじゃないかなぁ。だって、考えてもみてごらんよ?人名、作品名、商品名、団体名などなど‥‥。「固有名詞」は日々、増え続けている。そういう状況だから、あちこちで「言いまつがい」が起こるのもムリない。というわけで、今日のテーマは、「固有名詞の言いまつがい」。どうぞ、最後までお楽しみください。


先日、実家の両親(じじとばば)が息子(孫)を連れて映画を見に行ってきました。私は、息子に向かって「何見てきたの?」と聞いたところ、すかさず、ばばが答えました。「『20世紀美少年』だよ〜」どんだけ願望が入ってんだよ。(ぶひっ)


歌番組を見ながら母と私の会話。母「ねぇ、この人、つっくんだよねぇ?」私「つっくん?」母「曲とか作ってる人でしょ」私「それ、つんく♂でしょ!」しかも、つんく♂じゃなくって西川貴教なんだけど‥‥。(髪形と関西弁で似てるってことで)


バイトから帰ってきた私に母が言ったひとこと。「本郷そうたってデニーズ?」なんとか理解した私は、「違う」と答えました。正しくは「本郷奏多(かなた)ってジャニーズ?」と聞きたかったらしい。(SAKULA)


テレビを見ながら父が言いました。「画面を見てなくても、声だけでわかるよな、おさかなくんは」間違っていることは理解できたのに、どこが違っていたのか一瞬迷ってしまいました。(クボ)


3年前、母と美術館へ行った時の話です。ヨーロッパの画家さんですが、切り絵があって、日本の画家さんの絵を思い出しました。それから私は母に言いました。「この絵、小3の国語の教科書の『モチモチの木』の絵に似てる。たしか‥‥滝連太郎」本当は、滝平次郎。どちらも芸術家ですけど。(misako)


私が小学生の時のこと。女子の間では、卒業時にクラスのみんなに「サイン帳」と呼ばれるノートを回し、それぞれの自己紹介やメッセージを書いてもらうのが流行ってました。私もみんなに順番に回しては読むのを楽しみにしていました。と、ある友人が書いたページを見ると、「好きなタレント:真田幸村」とあり、上から二重線で消して、「真田ひろゆき」と直してありました。なぜ、彼女はそんなまつがいをしたのか、何十年も経った今も考えてしまう私です。(大河で、また思い出した)


来年の「ほぼ日手帳」を買いました。以前から「ほぼ日手帳」を愛用している友人Kさんと、今度の手帳の改良点などを話し、盛り上がっていました。それを傍で聞いていた友人Tさん、どうやら欲しくなってしまったようです。「俺も、ほのぼの手帳、買うっ!」(とんがり)

どんなにおもしろい「言いまつがい」でも、人はやがて忘れてしまいます。いや、ほんとです。マジです。ガチです。ですから「言いまつがい」に出会ったら、覚えているうちに投稿してしまいましょう。「投稿する」ボタンをクリックし、その愉快なエピソードをだいたいの感じで書いて私たちにメールしてください。大丈夫、どうぞ、お気軽にご参加ください。それでは、また明日、このページで。
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