その218 (2004-09-19)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


息子(3歳)とぶらぶら散歩中の事。「おかあさん、ノンビリいこうね!」とかわいいお言葉。「うん、のんびり行こうねぇ!」とのん気に答えつつ、ゆっくり歩いていると「だーかーらー!ノンビリ行くんだってばー!」と泣き出し、ぐいぐい手を引っ張って行った先にあったのは「コンビニ」。ジュース買わされました‥‥。(セサミン)


うちの息子はカタカナが苦手のようで、小学一年生の現在でも、「よーい、スカート!」「メリー、ゴー!」とかけ声をかけ、ずっこけさせてくれます。(かえる)


ペディキュアをした私の足を見た7歳の娘は、「わたしにも足キュアしてちょうだい」と言いました。(numako)


先日、風呂上りに毛穴すっきりパックを鼻に貼っていました。8歳の息子が「あ、お母さん、鼻毛パックだね!」とうれしそうに‥‥。それって、面白いけど、痛そう‥‥。(けろん)


まだ小さかったころ、母と兄と3人で動物園に行きました。すぐに飛び出していった兄が、「お母さーん、おしゃべりオオカミがいるよ!」と叫びながら走ってきました。「え?おしゃべりオオカミ?」と母も小さく叫びながら、私の手を引いて小走りになりました。行ってみると、それはシベリヤオオカミでした。母はとても恥ずかしかったそうです。(U子)


3歳の息子。「僕もホウレンソウ食べてコパイみたいに強くなるぞー」すごく弱そうなポパイになりそうです‥‥。(コパイのハハ)


うちの息子4歳が「おかーちゃん見てみて〜おっきいタンポコだね〜」と言うもので、どれどれーと見ると、それはひまわり。それに、タンポポだし‥‥。(まさこ)


ウチの姪なのですが、カツゼツが悪くカ行がタ行になってしまうのです。(こどもには結構多いらしいですね)で、電話でお話していたときのこと。「今日はもう夜ご飯食べたの?なに食べた?」「ちんぴらどぼー」「‥‥!?」あ、きんぴらごぼうかあ。(あやぞ)


以前、2両編成の小さい電車「世田谷線」に乗っているとき、小学生になったかならないかくらいの女の子が、「お母さん、次は何軒茶屋?」と真面目に聞いていました。その電車の終点はもちろん「三軒茶屋」。とてもとてもかわいいまつがいに、心がほんわかになりました。お母さんも優しく笑っていました。(ドレミ)


5歳の息子と4歳の娘と「西日暮里」行きのバスに乗っている時‥‥。「お母さん、このバス、もっこり行きだよね」「ちがうよ、にっこり行きだよ」母はあぜんとしてしまいました。ちなみに「もっこり」が息子、「にっこり」が娘です。(きえまま)


次女の話。新しくできたショッピングセンターで堪能した次の日に聞いてみた。「昨日楽しかったね。ドコ行ったか覚えてる?」「うん!ジャクソ!!」ジャスコの皆様申し訳ございません。(あまん)


幼稚園の先生をしていた時の事。ある大人しめな女の子がパンツずり下げ状態で私のところににじり寄って来て一言。「先生、トイレットパーペーがないよ」内心かなりウケたのですが、あまりにも困った目で私をみつめていたので「ごめんね。すぐトイレットパーペー出すね」と言っていました。(くまハチ)


私の幼馴染のところの子供たち。ブロッコリーを「キノッコリー」と言い、「クロネコヤマトの宅急便♪」を「ネコヤマタヌキのたっきゅ〜びんっ♪」と歌うそうです。(キノコ)


妹からの報告。私の甥が『サザエさん』の歌をうたっていたそうです。「お魚くわえて街まで♪出掛けたがー♪」みんなが笑ってるーでしょうね。(竜のおば)


娘が10歳位の時、突然大声で歌い出した『金太郎』の歌。「♪またがにかついだきんたろう〜っ♪」‥‥まさかりを知らなかったからしょうがないけど‥‥また蟹ってどんな蟹?(のんのんママ)


夏休み最後の日。我が家のリビングには毎年恒例の「おかあさ〜ん!わかんないよ!」と逆切れの息子の声が響いていました。「何?」「作文!オモテシになんか書いて提出だって!オモテシって何だよー!」プリントには「表紙に題名と名前を‥‥」オイオイ、おまえは本当に中学生になってよかったのか?(kappi)


小学校4年生くらいの時、何かの拍子で「扶養家族」という言葉が世の中にあることを知りました。しかし私はそれを「不要家族」と思いこんでしまい、いらない家族のことなんだ、世の中には気の毒な人がいるんだな〜、と勝手に同情していたのです。ある時、父親と母親と、2人からこっぴどくしかられた私はいじけて「ボクなんかどうせフヨウ家族なんだろ!」と言い返しました。すると父は怪訝そうな顔をして「そうだよ?」というのです。ガーン!ショックを受けつつ、「そうだ、ボクなんかいらないんだ!」とますますいじける私。父と母は顔を見交わし、次の瞬間、事情を察して爆笑、その後「不要」と「扶養」の違いを説明してくれたのでした。(hirohiro43)


我家の3歳になったばかりの次男。かなり口は達者なほう。先日、とても大きなゴロゴロという音で雷が鳴り始め、激しいゆうだちとなった。そのとき「おかあさん〜、大変、大変、髪の毛なってるで〜」と言いながらキッチンへダッシュしてきた。「???」と思い、「えっ、何がなってるって?」と聞き直すと、「か・み・の・け!」と自信たっぷりに答えてくれた。しかも、「いっぱいも降り出したで〜」と付け加え、またテレビの方へ去って行った。(ヒロちゃん)


子供の頃、母親が「それはワザトよね〜」なんて言う度に「ワザトじゃなーい!!」と言って泣いて怒りまくっていたらしい‥‥。僕の名前はマサトと言います。(マサト)


「ピーターパン」のDVDを見終わった息子(3才)はすっかりピーターに夢中になっていました。そして刀に見立てたらしい棒を振りまわしながら叫んでいます。「許さないぞっ!副店長!!」‥‥お店で何かトラブルでも?!(raiko)


私の友人の娘(小学1年生)は字が書けるのがうれしくなってカレンダーの曜日に振り仮名をつけています。「にち、げつ、か、すい、もく、きん」ここまではOK。なぜか土曜日だけが「どよ」。「どようび」ではなく「どよ」なんです。(arale7)


娘が小さい時、ごきぶりの事を「ぼてぶり」と言っていました。友人の息子は梅干の事を「えぼぢぢ」と。なんとなく伝わります。(yuiyuiboo)


8歳の息子が「『あさりが出たらもう一本』もらえるって!」とうれしそうにアイスを食べておりました。(生臭いアイス)


息子がやっと時計を読めるようになった頃のことです。息子「おかあさん、アサリ時計貸して」私「え??」息子「あ!間違えた。シジミ時計だ!」私「??‥‥‥!‥‥もしかして、これ?」息子「そう!これ!」私が息子に渡したのは懐中時計。懐中時計→かいちゅう→貝→アサリ&シジミ‥‥。理解できたのは、やはり親の愛ゆえか。(息子よ、「中」はどこへ行ったんだい?)


妹が小学生低学年の頃。「体の中で『へ』のつく所はど〜こだ?」のクイズにしばらく考えたすえ、自信満々の笑顔で「はいっ、へなか!」「へ、へなか?それどこぉ?」と聞くと、自信に満ちた笑顔で、背中を指さしてました。(てこ)

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