その220 (2004-09-21)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


演劇部の公演案内の看板を書いていた先輩、「入場無料」と書くべきところを「入場無理」と書き、伝説を作りました。(入場無理だけど観に来てね)


旅行先で10万円くらい入った財布を拾った父。正直者なので地元の警察まで届けました。後日、落とし主からお礼の手紙と1万円の入った封筒が送られてきました。その1万円の入った封筒の表には、「お礼」と書きたかったと思うのですが、大きく「お札」と書いてありました。いや‥‥確かに間違いなくお札は入っていたんですが‥‥。(みゃ)


ダンナ様のご友人に第二子が誕生したということで、さっそくお祝いにうかがうことに。今回はほんのちょっと趣向を凝らして、産着をかたどった、のし袋にお祝いをつつむことにしました。表書のためにとりあえずメモ帳に試し書き。横で見ている私の目の前で、ダンナ様が莫山先生も真っ青な達筆で書かれた言葉は、「ご出産税」いったいどんな税金なんでしょう?少子化に拍車がかかりそうです。(きんぎょ)


先日友人から聞いた「書きまつがい」なんですが、仕事場で、書類に担当者の名前を書く際、「木村」さんを「木材」さんと書いてしまったそうです。そんな友人は大学のレポートでも、「木村先生」を「木材先生」と書いてしまった経歴があります。(人のまつがいで相撲をとる男)


以前勤めていたフィットネスクラブでのことです。いつもおごってくれる親切な支配人がいました。ほんとうにいつもたくさんおごってくださるので、ある日お礼をしようと、ささやかなプレゼントにメッセージカードを添えて贈りました。「支払人へいつもありがとうございます。感謝の気持ちを込めて‥‥」ご本人に「字、間違ってるよ‥‥」とわざわざ指摘されるまでまったく気づきませんでした。(おはひまみ)


書きまつがいを読んでいて思い出したのですが、むかし、会社の先輩がメールの冒頭のあいさつ文を「いつも世話になっております」と書いていました。「お」が抜けただけで、何だか居候の剣豪みたいです。(蟹王子)


私の同僚は、引継ぎのメモに、「○○は、部長の枕の上に置いてあります」と、書き、後輩に「これは、部長のお宅まで伺えばいいんでしょうか?」と真顔で質問をされ、間違いに気がついた。彼女は「部長の机」と書きたかったのに‥‥。その後も、彼女はなぜか「机」を「枕」と書いてしまうらしく、「△△は、課長の枕の上〜と、同じ書き間違いを何度もしている。「デスクって書けば?」と、アドバイスすると、「課長デクスに置いてあります」と書いてあった。どうしても間違えたいのか?!(れんれん)


結構有名なケーキ屋さんで訪問先への手土産のケーキを買いました。対応してくれたのはコック服を着たお姉さん。お店が混んでいたので待っていた私のために厨房から出てきてくれたのです。ケーキを受け取り、そのお姉さんに「但し書きは『贈答品』で領収証ください」と言ったら「はい、少々お待ちください」と言って売り子のお姉さんに何か聞きながら領収証を書いてくれました。「お待たせいたしました」と言って手渡してくれた領収証には『上等品』と‥‥。店頭で腹がよじれる思いで座り込んでしまった私。(ぷらぷらくらげ)


友達の弟の部屋に、かなり昔に録画されたビデオテープが。ブルース・リーの映画なんだけど、タイトルを見ると「ブルー3」俺が指摘するまで、家族全員気付かなかったらしい。(ゆうへい)


私は一人暮らしをしています。よく実家の母に電話をしてビデオを録画してもらいます。私の家では区別する為にビデオテープに自分の名前を書いています。実家に戻った時、ビデオを見ようとふと思いビデオテープを手に取りました。そこには油性ペンで堂々と「YOMIKO」と書いてありました。お母さん、あなたの娘は「よみこ」じゃなくて「ゆみこ」です。(ゆみこ)


母が「ねぇ、なしって『利』に『木』でよかったっけ?」と言うので、どれどれ、と母のところに行くと「梨子」と書かれておりました。私が「なしこ‥‥」と言ったところでようやく「子」はいらないことに気付いたようです。(ジェイド)


私の同僚は、ものすごく達筆なのですが書きまつがいをよくします。今日も出金伝票にそれはもう見事な字で「デビオ代1,575円」と書いてありました。ビデオなのに‥‥。(ゆぅ)


以前実習に行った工場のロッカールームの張り紙。「三奈さんのロッカーです。きれいに使いましょう」‥‥三奈さんってだれ?(とり)


総務部で出張旅費報告書の処理をしています。得意先がバスやタクシーを手配して下さることはよくあるのですが、その書類には特記事項に、「お得意手配のハスに乗って移動したため、経費発生せず」優雅。(なかのようこ)


時は数年前、『ポケットモンスター』が流行りはじめのころの話。私どものケーキショップでキャラクターデコレーションの予約を取り始めてすぐくらいですね。ウチの店長(50代後半・女性)が書いた注文伝票に、堂々とした文字で書いてあった言葉は「モケットポンスター」!モケモケしたタヌキ状の生物が頭をよぎりました‥‥。(モケポン)


楽しみにしている『ハウルの動く城』の看板が通りがかりの映画館に出ていたので公開の日をメモして帰りました。家に帰ってそのメモを見返したら『ハウルの働く城』と書いてありました。(ふいづ)


高校のときの若くて気が弱い化学の先生です。黒板に「レモン汁」と書くつもりが、「レモン汗」と書いてしまいました。慌てて消したのですが、再度の失敗を恐れてか、さんずいを避けて「レモン水」と書きました。そこまで怖がる必要ないのに。(ち子)


子どもの頃、タンスの上に「しも」と書かれた小さい箱があって、ずーっと何かなと思っていたんですが、ある時開けてみたら「ひも(紐)」が入ってました。母は新宿生まれ&育ちの江戸っ子なんです。(多摩っ子)


母が、「あなたの好きそうなテレビ番組が放映されていたからビデオに録画しといたよ」と言い、渡されたテープのラベルには「hibo、マリー」と書かれており、さっぱり意味がわかりません。これまで数々の母の天然につっこんできた私もさすがにお手上げでした。「これ何?何の番組?」「あー、あれだよ、音楽のやつ」「音楽?マリー?あー、マリーはジュディマリ?え、ヒボって誰?あ、hide?」「違うよ、ハイド(hyde)だよ」母よ、最初からカタカナで書いてください。(ayumi)


中学・高校の頃の通学路に、小さなゲームショップがありました。しかしその看板には、6年間ずっと「GEMESHOP」と。‥‥いつまでほっとくつもりだろう。(taKKi)


小学校のとき書初め大会が武道館でありましてそこで初めて行かせていただいたんです。そのときの書く言葉が「日本ばれ」でした。座ってえいやっと書いたらなんと、「日本ぼれ」‥‥。最後には会場に見えるようにその場でぐるりと一周り。父も先生も見ている中でとても恥ずかしかったです。ちなみに「日本ぼれ」は母が大事にしまっています。(肩コリ)


パソコンでチャットをしている時。「じゃ落ちますね〜」に対して「はい!」と打ったつもりが「きい!」‥‥ショッカーか?私が仮名打ちだって事が相手にバレた。(「は」の隣は「き」)

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