その221 (2004-09-22)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私の友人は働く2児の母です。会社で「あ、私が‥‥」というところをついついくせで「あ、ママが‥‥」と言ってしまうそうです。この間はとうとう社長にむかって「パパ!」と呼びかけてしまったそうです。(由美)


ものすごく忙しくていっぱいいっぱいのわたしに、おかまいなしで仕事を持ってくる同僚。だんだん腹が立って来て「わたしだって暇なんだよ!」とキレ気味に言い放ってしまいました。(リコ)


今しがたやってしまいました。「アルバイト募集の掲示を見ておでんましましま‥‥」電話に出た無愛想なおじさんは、ものすごくドライに「あ〜アルバイトね」(ヒサシスト)


会社でその日はとても忙しくて、お昼ご飯に行きそびれてしまい、「お腹がすいたなぁ」と思いながら取引先に電話をしました。「お世話になります。○○社の××です」と名乗るつもりが「いただきます!」と言ってしまいました。(仕事熱心)


ある料理番組を見ていたときの事。そろそろ番組も終わりに近づき、お椀から湯気がこぼれて美味しいそうなご馳走を口に入れようとしたまさにその時、電話のベルが鳴り始めた。もう。いいところなのに!と受話器をあげて一言。「いただきます!」あまりの恥かしさにそのまま切ろうかと思いました。(いとこが出てよかったアホな女)


実家へ帰ると、母がニコニコしながら言いました。「今日は、オゾンをいっぱい取り入れてきたから、気分がいいの」オゾン?オゾンって‥‥気分がよくなるものだっけ?「え‥‥あの‥‥どこで?」「お寺の裏が森になってるから、散歩してきたのよ」「‥‥オゾン?」「あ、イオンだ。マイナスイオン」(かっき)


遠方の両親が泊りがけで来てくれました。ファミレスで食事をするために、海沿いの道をドライブしました。後部座席にいた息子と母の会話です。息子「うわー、風が潮のかおりだねぇ」母「気持ちいいわねぇ、オゾンよ、オゾン!たくさん吸おうねぇ」何を言いまつがったのかわからなくて、つっこみそこないました。(めい)


お好み焼きを焼こう!ということになり、家族で手分けして準備していました。タネを混ぜながら「フライ返す出しておいて」と言いまつがったら、娘に「なんで動詞?」と突っ込まれてしまいました。(フライ返せなら命令形?)


先日。オリンピックについて、姉と熱く語り合っておりました。選手達は日常、大変な努力をしているよね、と力説したくて、出て来てしまった言葉は「あ〜いう人達はふがろから‥‥さ‥‥」ふだん+ひごろ。すぐに気付いてしまったので、語尾は尻つぼみでした。(あっきー)


結婚式言いまつがいで思い出しました!結婚式の締めの新郎の父の挨拶ですよ。夫の父はそういう文章が苦手で、文章はうちの夫が考えて、当日、本人に手渡しました。飲んでいたせいもあり、顔もかなり赤く無事に喋れるかどうか、不安でした。そして、一言。「みなさん、こんにちは!!」(アントニオ猪木風に)わたしは一瞬、頭の中が「?」になりましたが、すぐわかりました。夫は「皆様、今日は……」と漢字で書いていたので、「きょうは」と父は読めなかったようです。その後夫のお父さんは原稿2ページ分、ぼそぼそとひらがなだけを拾い読み、わけのわからないまま無事に式は終わりました。(りりか)


探偵もののドラマを見ていて、私の推理が当たり、彼氏にほめられた。得意になって、某アニメの話をまねをしようとしたら、「見た目は頭脳、大人は子供!」と叫んでしまいました。しかも、あのリズムで。全然あってない上に、意味がわからない‥‥。(maiko)


友人Aのお姉さんの妊娠の話をしていたときのこと。私「男か女かもうわかった?」A「まだ。五体満足ならどっちでもいいって言ってた」すると、友人B「五体満足って男、女?」A、私「‥‥は?五体満足の意味がわからないの?」Bは慌てて言いました。「知ってるよ。時代劇で殿様が『余は五体満足じゃ』って言うやつでしょ」どんな自己紹介‥‥?(風太)


以前親友のIさんと出かけたときのことです。ふたりとも仕事がかなりハードだった時期で特に彼女は新幹線に乗った時点で話もせずに爆睡するほどへろへろでありました。どんだけへろへろだったかというと「ねー」と相槌を打とうとして「ぬー」。「うん」と返事をしようとして「すん」。親友なのでわかってあげましたけど。(りきゅう)

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