その2208 (2010-03-02)
ありふれた日常を過ごしていた私の耳に、思いがけないフレーズが飛び込んできた。そんなバカな‥‥ありえない‥‥!私は、思わず耳を疑った。疑って、よかった。だってそれは「聞きまつがい」だったのだ。そういった例を集めてお届けするお馴染みの「聞きまつがい」特集、どうぞ、最後までお楽しみください。


テレビを見ていて娘が「あの、油カスの人が言ってたよ」と言いました。よく聞くと「オペラ歌手の人」でした‥‥。(リトル)


先日娘がこう聞いてきました。「野沢菜星人ってどんな人?」は?と思い聞きなおすと「小澤征爾さん!」と力説。(睦五郎)


娘と遊んでおりましたら、背中側のテレビから「高校生が大学に洗濯学を学びに‥‥」との声が。洗濯を教えてくれるのか、そりゃ私にも教えて欲しいものだと思いながら、母に「高校生が何を勉強したって?」と聞くと、「先端科学」と教えてくれました。(洗濯下手)


会社の飲み会で、好みの男性について話していました。後輩のAは、筋肉のある人がすきだけどアントニオ派じゃなくてもいい、とのこと。私「えっ、アントニオ派?」A「違いますよ!アウトドア派って言ったんですよ。アントニオじゃ限られるじゃないですか!」(アントキの)


小学校4年生の姪がお友達と遊ぶ約束を電話でしているのを近くで聞いていると「それじゃあ2時にスタバで!」と。最近の小学生はスターバックスで待ち合わせするんだ〜、と時代を感じていると横から姪の母親(私の妹)が「スターバックスで待ち合わせなんてダメよ」と言い放ちましたが、姪は「?????」っとなって「なんで砂場で待ち合わせしたらアカンのよ〜」と‥‥。姉妹そろっての聞きまつがいでした。しかし小学校4年生になって砂場で遊ぶか?‥‥と、姉妹そろって不安になりました。(スコップ買ってあげようか?)


夕方のスーパーの、レジ後の仕分け台にて。私の隣りの小さな姉妹連れのお母さんが、財布の中にカードをしまいながら、子どもたちに向かってこう言いました。「リボ払いでね!」私の脳裏に「?」マークが去来しました。「最近、このスーパーも、カード払いができるようになったのかな?それにしても、年端も行かない子どもらにそんなことを言っても、わからないだろうに‥‥」一瞬ののち、真相がわかりました。お母さんは、混雑するお店の中で迷子にならないように、「動かないでね!」って言い聞かせてたんです。クレジット・カード払いの返済に忙しい私の脳ミソがまつがってました‥‥。(ルーミィーン)


祖母が体調を崩し、病院に行ってきました。「先生、なんて言ってたの?」「あの先生、でたらめでねー、イモ洗いしろってー」おばあちゃん、それは「MRI」、検査だよ。(せんせいごめん)

「聞きまつがい」でも「言いまつがい」でもかまわないのだ。どしどし投稿してほしいのだ。「投稿する」ボタンをクリックして、おもしろエピソードをササッと書いてススッと送信してほしいのだ。また、明日、ここで会うのだ。
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