その2222 (2010-03-16)
すべての子どもたちは美しい名前を持っています。ひとりずつ、ひとつ、かけがえのない名前を。ところが、その、燃える命ともいえる大切な名前は、しばしば他者によってあっさりと「まつがわれて」しまうのです。そんなわけで「名前の言いまつがい」特集。いろんな名前がいろんなパターンで「言いまつがわれて」ますよー。どうぞ最後までのんびりお楽しみください。


榊原さんと、柏原さん。呼ぶときにはたいてい間違えます。榊原さんを呼ぶときは「かっ!かっ!榊原さん!」となってしまいます。かしわばらじゃない!かしわばらじゃない!と予行練習するので余計間違えるのかなぁ。(メグミ)


僕の名字は、「馬場」と言います。よく、「場馬」と逆に書かれることは、あるんですが、うちの社長は、僕宛の封筒に「場々」と書いてきました。まぁ、発音は合ってますけど‥‥。(ばば)


マイネームイズ「翠(みどり)」。オンナノコです。よく「翼」と言いまつがえられます。ある日我が家に1本の電話が掛かって来ました。「翼くんをサッカークラブに入れてみませんか?」べ、別にボールは友達じゃないんだから!(翠)


私の父の名前は、「昌」と書いて「さかえ」と読みます。しかし、この字で「さかえ」と読むのは珍しいのか、ダイレクトメールでは、しばしばまつがいが起こります。「まさ」様と、読みがまつがっているのならまだしも、「昌子」様‥‥一文字多いし女になってるし「晶(あきら)様‥‥日が一個多いし読みも違うし「栄(さかえ)様‥‥素直に考えるとこっちの字?一度は、「繁(しげる)様で来た事もあり、家族一同、???となっていたのですが、兄曰く、栄える→繁栄→繁と、変換しちゃったのではないかと。考えすぎだろ〜!(名前が違うダイレクトメールは、即、ゴミ箱行き)


友達と一緒にあるアトラクションの順番待ちをしているときのこと。一緒に申し込みに名前を書いたのですが、私の名前は呼ばれたのに、友達の名前が呼ばれません。おかしいな、と思っていると、店員さんがしきりに誰かを呼んでいます。「いぼずみさーん、いぼずみさーん」変な名前だなぁ‥‥。あ!それだ!友達がひらがなで書いた字が汚く、「いまいずみ→いぼずみ」と読みまつがっていたのでした。(無二の親友の名前がイボ‥‥)


妹が小学生の頃の話。担任の先生から電話がかかってきて、妹の不注意で同じクラスの子に軽い怪我をさせてしまったとのこと。「相手の子は川中さんという子なんですけど、ご存知ですか?」と尋ねられ、母は、あ、何か聞いたことあるなと思ったらしく「川中美幸ちゃんですね」と言ったらしい。あんた、それ演歌歌手ですよ!!!先生は「いえ‥‥違いますけど‥‥」と笑いをこらえていたそうです。母よ、安易すぎます‥‥。(ナマ子)


高校の同級生に、「世森(よもり)」君と言う人がいました。同じ陸上部で、皆でおそろいのジャージを作り、カッコ良くネーム刺繍を入れたのですが‥‥。世森君のネームは、見事に「Yamori」になっていました。(爬虫類だっけ?両生類だっけ?)

名前に限らず、いろんな「言いまつがい」を、私たちは年中無休で募集しています。こんな「言いまつがい」を知ってるよ、という方は「投稿する」ボタンをクリックし、その印象深い出来事を簡単に書いて私たちにメールで教えてくださいね。どうぞ、お気軽にご参加くださいませー。
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