その2254 (2010-04-17)
人類の祖先が海から陸にあがったのだって、ちょっとした「まつがい」だと思うんですよ。つまり、海に「言いまつがい」というコンテンツがあったら、「うちの父はこないだ波打ち際を泳いでいてなんかむずむずして、気づいたら上陸してたそうです。周囲に他の魚がいなくてよかった‥‥」みたいな感じで投稿されそうな。なにがいいたいかというと、やっぱ、「まつがい」はあるべきだよね、と。以上を壮大なマクラとして、週末恒例の「まつがい」特集をお楽しみください。


薬を飲もうと数種類の薬を一度に口の中に入れた父。右手のマグカップを口に運んだときに父の携帯が鳴りました。慌ててあたふたしている様子の父はなんとか左手で携帯の通話を押す。そこで耳にあてたものは右手のマグカップ。一部始終見ていた私と目が合い、気恥ずかしそうに隣の部屋に消えて行きました。(父の着信音は大音量で、いつもビクッとする娘)


朝ご飯の支度をしていて卵を器に割り入れ、電子レンジに入れようとして気がつきました。器に卵の、生ゴミ入れに卵の中身が‥‥。出勤前で慌ててたとはいえ、上の空で卵割っちゃいけません。(もったいない)


車で帰宅途中、家の近くの交差点で止まり、信号待ちをしていました。何分くらい待ったでしょうか、ふと「ずいぶん青になるのが遅いなー」と思い、前を見ると、その交差点には最初から信号がなかった。(しろくま)


両ききがゆえに私がやらかしたまつがいです。体育授業のバレーの時、私にサーブの番が回ってきました。さて、ふつう、左手にボールを乗せ、右手を下から上に上げてサーブをするのですが、私がとった行動はボールを左手で空中に飛ばし、そのまま左手でサーブを打つ。ボールはきちんと相手のコート内に入り、打った私も味方・相手チームも驚きで動けませんでした。(ひゆき)


主人は毎朝通勤の途中に、黒いミニ豚を散歩させている人とすれ違うのだそうです。「豚もペットとして可愛いかもね」「飼ってみようか」なんて会話を交わしていたある日。帰宅後すこしさびしそうに、主人が言いました。「あれさー、豚じゃなくて肥えたパグだった‥‥」(めたぼちゃん)


先日、電車に乗っていた時のはなし。車掌さんの声でアナウンス。「次は○○駅、降り口は右側です」右の扉の前に立っていた私はラッキーと思いつつ降りる準備。と、そこへ録音された女性の声でアナウンスが‥‥。「次は○○駅、降り口は左側です」‥‥え?と混乱して振り向いた私の後ろでドアがあきました。結局、右があいたのね‥‥と思いながらさらにもう一度ふり向き、無駄に一回転しました。他に惑わされた人はいないようでした‥‥なぜ?(謎の自転女)


炊飯器を修理に出した。修理完了して送られてきたのはスチームアイロンだった。‥‥誰の?(RT)

読みながら自分の「まつがい」を思い出したら、そのまま思い出を青春時代のさまざまな出来事にまでさかのぼらせることなく、「まつがい」だけにとどめてそれを私たちに投稿してください。「投稿する」ボタンをクリックして、その話をささっと書いてメールしていただければOKです。どうぞ、お気軽にご参加くださいませー。
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