その2264 (2010-04-27)
ああ、多すぎるんじゃないかな。うーん、やっぱり多すぎるな。なにって、ほら、「固有名詞」ですよ。人名、作品名、商品名、会社名などなど‥‥。この世の中、「固有名詞」が多すぎじゃないですかねぇ。これじゃみんなが始終「言いまつがう」のも当然ですよ。そんなわけで「固有名詞の言いまつがい」特集。どうぞ最後までのんびりお楽しみくださいー。


数年前、友達の家でごはんをご馳走してもらっていたときのこと。一緒に食べていた友達のお父さんが、そのときテレビで流れていたスポーツニュースを見て一言。「すごいなぁ、シャラヘボは」‥‥正しくは「シャラポワ」かと。(すごくなさそう)


姑と、もし名前を変えられるんだったらどんな名前にしたかったか?という会話。姑「私はねえ、ほら、なんだっけ?あの沖縄出身の若くして結婚した歌手」私「あむろちゃんのこと?」姑「そうそう!あむろたむえちゃん!」私「たみえちゃんでしょ?」旦那「あむろなみえだろ?」姑「そうだ、そうだ、そのなむえちゃん!」(なむなむ)


母は一度たりとも、假屋崎省吾さんを正しく言えたことがありません。このあいだも「ほら、あの〜、勅使河原さんだったけ?」と言っていました。(うに)


母が、『めざましテレビ』のことを『朝めしテレビ』と言いました。(「し」だけ合ってる)


娘が小学1年生の頃のまつがいです。「あっ、これお母ちゃんの好きな漫画だよね。『のだめカレンダービル』!」‥‥素敵なビルみたいですね。(わいわいはっと)


母のパート先での話。お母さんが何かを指さしながら子供に一言。「カピチュー!ほら、カピチューだよ!」「それ、ピカチュウだよ」子供は冷静にツッコんだそうな。(ベガイ)


高校生の息子が授業中に机の下で携帯ゲームをしていて見つかり、担任の先生に呼び出されて怒られたらしい。ここはガツンと説教してやろうと思ったわけで‥‥。「ちょっとあんた、親に授業料出してもらって高校に行ってるくせに、授業中にPHPするってどういうことや?!」「‥‥母さん、それを言うならPSPやで」(PHPならよかったのだろうか?)


薬局づとめのわたし。お客さま「頭痛薬と、胃腸薬とバブください!」わたし「申し訳ありません、バブは離れた売り場にありまして‥‥」お客さま「あれ?ここで前買ったよ?」わたし「?」お客さま「ほら、アレ、入れ歯洗うやつ。あ、あった!」しっかり握り締めてお持ちくださった‥‥それは、ポリデントでした。(形は似てる)


森進一の物まねをしようとしたところ、出てきた言葉は「こんばんは、星新一です」。作家?(ヤトウ)

「固有名詞」にかぎらず、どのような「言いまつがい」でもOKです。心に残るそのエピソードを「投稿する」ボタンをクリックして私たちにメールしてください。こんな話でいいのかしら、と不安に感じているあなた、そういう話を待っているんです。どうぞ、お気軽にご参加くださいませー。
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