その2265 (2010-04-28)
すべての子どもたちは美しい名前を持っています。ひとりずつ、ひとつ、かけがえのない名前を‥‥。しかし、その、燃える命ともいえる名前は、しばしば他者によってあっさりと「言いまつがわれて」しまうのです。そういった例を集めてお届けするのが、「名前の言いまつがい」特集。きっとあなたをクスッと笑わせてしまう愉快なエピソードがあるはず。最後まで、どうぞ、ごゆっくりー。


中学校に入って、バスケット部に入部しました。私の名前は「桂」ですが、入部して間もない頃、キャプテンに「さん!」と呼ばれたのは衝撃的でした。結婚した今も夫婦別姓で「桂」のままですが、「柱さん」とまつがわれたのは、あれっきりです。(モモコのママ)


息子の名前は「岳」です。かかりつけの小児科の薬袋には、いつも「鈴木」と書かれます。たしかに似てるけど‥‥。(缶くんママ)


私の下の名前は「ゆり」です。小学校1年生のとき、担任の先生が年賀状を下さいました。宛名が、「○○ひりちゃん」になっていました。どう間違ったらこんな名前になるねん。(何かをひりだす感じ)


みんなから「のぶちゃん」と呼ばれていた信岡さん。まだ携帯のなかった頃、友達から家の電話にかかってくると‥‥。「○○ですけど、えーと‥‥のぶこちゃんいらっしゃいますか?」普段ニックネームで呼んでいると下の名前がとっさに出てこないのか何人かに同じ間違いをされたそうです。(へもれれ)


ナカヤマです。ボーリングのスコア表に登録してもらう名前を受付時に記入し、ボールを選んでいざレーンへ向かったら、既に先ほど記入した名前が、PCで入力されて、レーンの上にあるテレビに表示されていました。「イカヤマ」私、そんなに乱筆でしたか?(イ・・・ナカヤマ)


ぼうっとした我が娘が小学1年生の時の話。「おかあさん!かわいい女の子が転校してきたよ!『わりえちゃん』っていうんだよ!」とうれしそうに言いました。「わりえちゃんって珍しい名前ね」と言うと「うん。かわいい名前。先生が黒板に『いしざわりえ』ちゃんと書いてくれたの」と教えてくれました。娘は、わりえちゃんに夢中で毎日学校から帰るとわりえちゃんがこうした、わりえちゃんがああしたと話してくれました。そしてある日お母さんにお会いした時に私がご挨拶をしようと「わりえちゃんのお母様ですか?」と話しかけたら、「りえの母の石沢ですが」と言われました。(バカ母娘)


事務の齊藤さん。電話でプリンターのトナーを外注していました。「あ、ハイ。私は斉藤と申します。えーと、内藤ではなくて、『あかさたな』のサイトウです!」彼女はハッキリと言い切った。ナイトウの「ナ」、入ってるやんか。(カフェ・ド・アリカワ)

どのような「言いまつがい」でも大丈夫。あれこれ悩むそのまえに、さっさと「投稿する」ボタンをクリックしてしまいましょう。そして立ち上がったメールソフトの新規ウインドウにことのあらましをだいたいの感じで書き表し、できたところで送信ボタンを押してください。それでは、また、明日ー。
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