その234 (2004-10-05)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


父に頼み事をされたのですが、断ると、「こんなに一生懸命困ってるんだから、何とかしてよ」と言われました。困ってるのは演技でしょうか?(ミチコ)


私のダンナ(スイス人)、毎日会社から帰ってくると元気に「ほっかいどう!」と言います。なにをどう言いまつがってるのか、よくわかりません。(道産子)


少し前の話です。薬箱の整理をしていると、「下痢ができる薬」と書いた封をきった下剤が出てきました。嫌な言い方です。(四)


友達のいとこは、今年、高校を卒業して東京の専門学校に入学しました。九州出身の可愛い女の子です。友達もでき、落ち着いたのでアルバイトを始めることにしました。カフェで働いてみたかったので、募集をみつけて電話をかけました。訛りが出ないように、出ないように、ととても緊張して、注意深くしゃべったそうです。そしたらお店の人が「あの〜‥‥外国の方ですか?」(ちえ)


ディズニーランドに行くことを考えながら、宝くじ売り場に並んでた時、自分の番が来てあの窓口を見たら、宝くじ売り場のお姉さんに、つい「こんにちわ!」と言っていた。(デビ)


私が通っているヨガの先生は、合掌のポーズをするときに、必ず「脇は生卵が1つ入るくらいあけてね〜」と言います。まつがってはいないかもしれないけど‥‥なぜに、生限定。(レイコ)


うちの会社では、新入社員は一年間「新入社員ノート」を記入して、上司に提出しなければならない。毎月記入する項目は、「今月の成果」「今月の反省」「質問事項」「来月の目標」の4項目。先日飲み会の席でそのことが話題にのぼり、聞いてみると、同期のT君は、「質問事項」の欄に、「社員の皆さんは、土日をどのように過ごすのか教えてください」と書いたことがあるそうだ。言いまつがいでもないし、本人はいたってまじめに書いたようなので書きまつがいでもないのだけれど、明らかに「新入社員ノート」の主旨をとりまつがえていると思ったので投稿しました。(まあちゃん)


「ねえ、ツバメの出てくるお話‥‥」3歳の娘が何か尋ねたそうにしている。それはもしや昨日読んだ「おやゆび姫のおはなし?」「うん、そう。おやゆびひめのさあ、おとこでてくるじゃん」「え?男?」「おやゆび姫のおとこはおうじさまだったよね」う、うん、たしかにおとこだ‥‥。(Sora姫のはは)


小学1年生くらいのころのはなし。同級生とその子のお姉ちゃん(小2)といっしょにあそんでいました。気がつくと、お姉ちゃんに鼻毛が生えてるんです。つい「鼻毛でてるよ」って言っちゃったら、彼女は平然と「オトナだからね」とひとこと。幼いわたしは納得して、次のあそびをはじめました。いまでも鼻毛が出てる人を見ると老若問わず(オトナなんだ‥‥)と思っています。(あれから9年)


本屋さんで、店員さんに本の在庫を問い合わせたところ「多少お待ちください」と。「多少」ってどれくらい?(nanazou)


とある駅の売店の張り紙です。「今人気のお茶、イエモン」確かに「伊右衛門」の読みはそのとおりなのですが、どうにも違和感が‥‥。なんだかポケモンの兄弟のようです。(ピカ中)


友達は映画『アルマゲドン』の「ドン」のところを実に特徴的に言います。クイズダービーの「さらに倍、ドンっ」みたいな感じです。「アルマゲドンっ」(イナジ)


友人が所属していた課は顧客が「ニッサン」だったので「産業1日産グループ」と呼ばれていた。そして彼女の披露宴。課から届いた電報を司会者が朗々と読み上げた。「ご結婚おめでとうしあわせになってね。産業イチッ、ニッ、サンッグループ」日産が行進して行った。(ソラシド)


少し前の投稿で、『ベルバラ』で「突撃」と「激突」がなんとなくわかるようになった、という話がありましたが、それで思い出しました。中学の時「与党」と「野党」の区別がつかず、思案しておりました。学年が変わり与田君という怖い系の子と、パシリに使われてる野田君が同じクラスになりました。すみやかに与田君が強い方、野田君が弱い方と覚えてしまいました。三十路を過ぎた今でも「えっと、与党は与田くんだから‥‥」と思考する日々。(野田君、ゴメンね)


実家のお隣は、夜10時を過ぎても外でキャンコロ犬を鳴かす家である。普段、おっとりしてる母もさすがにイライラがピークに達したらしく、ついには警察へ連絡した。「もしもし、警察ですか?ウチの隣の犬がうるさくて困ってるんですよ!」「えぇっ!?住所??後で文句言われたらかなわないですからね、言えませんよ!!何とかしてください」‥‥何もできませんよ。(てーしゃつ)


私は営業職。アポを取るために104に電話して電話番号を調べてもらうことが時々あります。「はい。104の〇〇です」と出る交換士さんに「お世話になります〜」と言ってしまったこと数回。いや、お世話になってるんだから別にいいのですが、ここはすぐ用件を言った方がスムーズかと‥‥。あと「お世話になります〜株式会社〇〇の〇〇です〜」または「〇〇です〜(自分の名前)」と元気よく言ってしまったこと数回。いや、別に自分の名を名乗るのも丁寧でいいかと思うけど、普通104さんに名乗らないような‥‥。(Chikako)


お彼岸のお墓参りで発見。伯父の眠る墓地には、ペットのための大きな合同墓碑もあります。卒塔婆を立てる宗派らしいのですが、ぽち、ジョン、さくら、タロウ、ハッピーといった「らしい」名前が並んでいます。そのなかにひとつ「ジャキー」というのを見つけました。本当に「ジャキー」だったんだろうか。(ぱんこ)

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