その239 (2004-10-10)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


和弓の練習をしに弓道場へ向かっている途中、自分が弓と矢を持っていないことに気がつきました。何をしに行くつもりだったんだ、私よ。(ねり)


ONとOFFのボタンのあるリモコンで、電源を切ろうと、リモコンを手に取り、文字を確認し、ボタンを押しました。しかし全く反応はなく、リモコンを確認するとONボタンを押していました。リモコンを逆向きに持ち、ONを「NO」と読み違えて、NOで切れると思っていたようです。確かに疲れてはいましたが。(金子)


通販で送られた品を返品したはずなのに、また我が家に今日配達されました。‥‥そうなのです。あて先に我が家を書いてしまっていたのでした。代金、振り込まなきゃ‥‥。(さくら)


わたしの友人のMちゃんは、普通のお宅の郵便受けに手紙を投函したことがあります。彼女いわく、「ずっとポストを探して歩いていて、やっとみつけたと思ったの。だっておんなじ赤なんだもん」大きさがだいぶ違うと思いますけどね。(RUN)


今日、考え事をしながら買い物をしていた私はエスカレーターで階下に下りようと思い、幅がせまいエスカレーターだったので上がってくる人を待って、すれ違って、一歩‥‥。踏み出したところでようやく上りのエスカレーターだということに気づきました。そういえば、すれ違う時にすごく見られていたような気がします。(ピーチ)


おばあちゃんからアメをもらってコロコロとなめていたのですが、なかなか溶けずに口の中に残ってました。まどろっこしかったので歯でがりっとかみ砕くと、口の中に違和感が。実はアメをなめていたのは夢の中で、ハッと気が付いたとき実際口の中にあったのはハードのコンタクトレンズでした。そういえば前日ふらふらに酔って帰ったとき、コンタクトにゴミが入り痛くて取ったはいいが、ケースの中に入れるのがめんどくさくってついつい口の中に入れたまま寝てしまったんだった。飲み込まなかったのが不幸中の幸いでしたが、やっぱり1万の出費は痛かったです。(あねご)


「女の子なのに」と祖母に眉をしかめられますが、よく口笛を吹いてしまう私。雨降りが続いて寒いのでお蕎麦やさんに入って鍋焼きうどんを頼みました。いただきます!湯気を立ててあっつあつのうどんを数本すくい、口をすぼめて‥‥。「ピュー♪」(お店の人は聞こえてないフリをしてくれました)


右手でコップにお茶を注ぎ左手で耳かきをかたづけようとしたら何を思ったか、耳かきを口に入れてしまいました‥‥。お茶を飲んだつもりだったようですが。自分に怒り、ぞっとしました。(shunsai)


昨日、お店で買い物をして会計も済んだので自分でドアを開けて帰ろうとしました。すると、いきなり後ろから髪を思いっきりつかまれたのです。自分の髪をドアに挟んだまま勢いよく新たな一歩を踏み出したがためのことでした。(私の髪の長さは1mを超えました)


残業が続いてドロドロに疲れていたある日の仕事帰り、私は地下鉄の改札で家の鍵を取り出し、タバコを買いに寄った店でおサイフの代わりにタバコ入れを出し、家の玄関の前で地下鉄の定期を出してしまった。さすがにこれはちょっとヤバいと思い、お茶でも飲んで落ち着こうと急須にインスタントコーヒーを入れ‥‥。生きていくのが辛くなりました‥‥。(イーピンパーピン)


娘の就学前健診に行った時の事。眼科検診で片目の検査が終り、係の人に「はい、反対」と言われた娘は、おもむろに黒いおたま(遮眼子)をクルッと裏がえした。かたまる係。あせる母。爆笑のギャラリー。(すもも)


初めて使い捨てコンタクトレンズを作ることになりました。カルテを作って、機械で目のデータをとって、黒い例のヤツを持っていざ視力検査。「はい順番に言ってってね〜」「右です」「左です」「えー、下です」「はい次〜」とまぁ順調だったんです、最初は。しかし、とある列にきたとき。なんか見えづらい。「右かな?ん、下?あ、違います左です左!」目を細めながらも確信をもって言い切った私に先生が一言。「‥‥これ、『つ』よ」うしろにいたスタッフも大爆笑。しかも、ちゃんと気を取り直したはずなのに‥‥。左目でも同じことをやってしまいました。今度は「へ」でした。もちろん、「下ですっ!」と答えました。(学習能力のないキノコ)


夫と結婚前のこと。二人である観光地に行きました。たくさんの人が記念写真をあちこちで撮っていました。すぐそばにいた二人組の中年女性が、フィルムが上手くセットできずに困っていたので「どれどれ‥‥」とセットしてあげました。ついでにカメラのシャッターも押すことになり、夫が一言。「これってデジカメ?」今フィルム入れたとこでしょーが!(ゆっこ)


いくつかのトイレネタを読んで、私もこの際だから白状しようと思い投稿しました。大学に入学し、初めて一人暮らしを始めた今年の四月。相当疲れがたまっていたのでしょうか。大学のトイレ(個室)に入った私は、おもむろにセーターを脱ぎ始めました。セーターを首のところまで脱いだ時点で気がつき途中でやめましたが、たまには息抜きも必要なんだなと妙に実感した瞬間でした。(にき)


先日、彼と某ファミレスに行ったときの事です。彼は「トイレに行く」と言って席を外し、戻ってくるとこんなまつがいを告白してくれました。「間違えて女子トイレ入っちゃった」普段行く同系列ファミレスの店舗は左に男子、右に女子トイレがあるのですが、この日訪れた店舗では、左に女子トイレ、右に男子トイレがあったのです。いつものように左に迷わず入った彼はうっかり女子トイレに入ってしまった模様です。「誰もいなくてよかったねぇ」なんて、茶化していた私。‥‥じつはその10分ほど前に同じまつがいを犯していました。だって、言えなかったんだもん。いつものように右側に迷わず入って、御用を足していらっしゃる殿方を見て初めてまつがいに気づいたって‥‥!(ガスト・サムライ)


ねこまつがい。2度の引越しのせいか、見知らぬ人が家にいるとこわくてたまらないうちのネコ。見知らぬ人が来ると二階のベッドの下に潜り込んでしまいます。先日、昼寝から覚めて、眠気半分の目にはいったのは、ウォシュレットの大きなダンボール箱。喜び勇んで、中に入ろうと身構えたとき、ダンボール箱の影から、ウォシュレット工事のおじさんが‥‥。眠気も何も吹っ飛んでベッドの下へ。猫なのに‥‥気配ってあるでしょ。(ke)


天然ボケで有名な友人と一緒に出かけていたときのこと‥‥。「あっ、信号が赤に変わった!」と叫んだ彼女は、慌ててボクの手を引いて、今まさに「信号が赤に変わった」ばかりの横断歩道へ、ボクごと飛び出したのでした。走り出した車が、急ブレーキをかけてくれてなかったら、今頃ボク達はこの世にいませんでした。(ちゅろ)


ウチの父は、6年前に亡くなった母のお墓に毎月行っています。都内の小さなお寺なので、お墓の区画(?)も狭く、通路は人がすれ違うのもやっと、という感じです。そこで、何度もまつがえるのです。1本手前の通路の「望月家」のお墓を、洗ったり拝んだりしてしまうのです。ウチは望という字も月という字も全くつきません。我が家の苗字とは一文字たりともダブらない、全く違う名前なのに‥‥。この前は父と祖母が「お花持ってきたよ〜」などと望月家のお墓に向かって話りかけていたと、一緒に行った妹が大爆笑しながら教えてくれました。(mariko)


運動会の季節です。甥が通っている幼稚園では、毎年万国旗の代わりに園児に絵を書かせて園庭に飾るため、6枚の紙と「これにえをかいてね」の連絡プリントを、甥が持って帰りました。運動会当日、こども達の心和むかわいい運動会の絵が園庭のさわやかな風に揺れている中に、姉の書いた6枚の「え」の文字があちらこちらでひときわ異彩を放っていました。(りり)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる