その238 (2004-10-09)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


歯を磨こうといつもの場所を見ると歯磨き粉がありません。おかしいなーと思って、夫に聞いても「さぁ、知らない」という返事。色々探したのですが結局見つからず新しい歯磨き粉を出して磨きました。翌日「もしや!」と思い冷蔵庫をみると、なんと歯磨き粉が!しかも口の方を下にしてマヨネーズコーナーにささっていました。犯人はどう考えてもマヨラーの夫です。(ヨーナス)


今日は燃えないゴミの日。鞄とゴミとカギと傘を一緒に持って家を出ました。ゴミを捨てて、さて車に乗ろうとすると、カギがない!そう、ゴミと一緒に勢いよくポーイっと。雨の中、ゴミ捨て場を漁りました。(yayoi)


とある加入窓口バイトで、お客様が記入した書類に印鑑を押そうと私が手にしたものはシャチハタではなくその横にあったリップクリーム!キャップも外し、まさに書類に塗りつける寸前。何も言わずにじっと私の手元を見守っていたお客様‥‥。慌ててシャチハタに持ち替えた手は震えていました。(持った感触も似てる)


請求書に社印を押したつもりが、そこには日の丸のように赤い丸が‥‥。‥‥キャップ外すの忘れてました。(AKARU)


ちょっと遅くなってしまい、しゃかりきになって夕飯の支度をしていたとき。まな板を洗おうと、ガシッとスポンジをつかんだはずが‥‥手にしていたのは油きり待機中の厚揚げでした。見るも無残。悲しかった。(たたたんたん)


先日、コピーをとってからオリジナルの書類をシュレッダーにかける予定が、順番をまつがえて、先にシュレッダーにかけてしまいました。ちょっとしたまつがいですが、台無しです。(ジコママ)


先日彼と車ででかけたとき、ちょっと買い忘れていたものがあり、コンビニ前でいっぺん車をとめてもらい、一人で降りて買い物をしました。そのときに、店員さんの態度があまりに失礼で、カッとしやすい私はぷりぷりとお店を出て、この怒りを彼にぶつけようと荒々しく車のドアをあけ、バタン!と周囲にひびきわたる音をたてドアをしめ、先ほどの腹のたった一件を一気にまくしたて、「‥‥だったのよ、ちょっとひどいと思わない!?」と勢いよく運転席側を見ると、フリーズドライになっている見知らぬ男性が‥‥。そう、そのあとに止まった車にまつがえて乗ってしまったんですね。(お前のほうが失礼@りんりえ太)


ゼミの教授には、きれいな気の利く助手のお姉さんがついています。例えば教授がエレベーターに乗る時もこのお姉さんがエレベーターガールのようにボタンを操作してくれるんです。ただ‥‥このお姉さん、「開」と「閉」のボタンを押し間違えて、いつも教授をドアに挟むんです。(N.K)


JRの駅改札でのまつがいです。朝早くて電車で寝こけていた私はsuicaの定期を持っているにも関わらず、わざわざお財布から千円札を抜き出し、自動改札機の切符やら定期を通すところに思いっきり千円札を押し込んでいました。「おかしい、入らない」と思ってやり直すこと3回。ようやく事態に気付きました。(あさ)


ずっと昔のこと、通勤で混雑した自動改札機の横でおばさんがじっとみんなの行動を見てた。意を決した様になぜか私の前に入ったそのおばさんは、切符を入れたのに、前の人に習い出てきた定期を取っていってしまった。「順番にみんななんか取ってったわよ!」とおばちゃんが私の定期を離さないため、駅員さんが出てきたのだが、当然、定期に書いてある年齢が違う。おばちゃんは「私だって24に間違えられた事あるわよ!」という捨て台詞を残しいなくなった。(miyumiyu)


JRの電車の発車の合図がベルから音楽に変わって、しばらくした頃ホステスさんをしていた友人と待ち合わせをして一緒に電車に乗りました。「今日、すっごく寝不足だから寝ちゃうかも」少しして友人はコックリコックリし始めました。そして、途中駅に到着して、電車が発車しようとすると‥‥友人は大きな拍手をするではありませんか!隣りに座っていた私はボーゼン。発車の音楽に反応してしまい、無意識で拍手をしてしまったようです。「哀しい職業病だ」と友人は言っていました。(さるてぃんK)


地下鉄に忘れたバッグが、忘れ物センターに届いていると連絡があり、喜んで引き取りに行きました。うれしさのあまり、その日持っていたバッグを忘れ物センターに忘れ、次の日また行くはめに‥‥。「こんな人初めてだよ‥‥」って言われました。(たぬきち)


この前、駆け込み乗車をしようとして、片手に持っていたカバンを全部投げ入れてしまったことを報告しましたが、またやっちゃいました。しかも体積が圧倒的に前のカバンよりデカいショルダーバッグを、わざわざ肩から外してアンダースローで軽やかに投げ入れてる辺り、悪化してて怖いです。なんかクセになっちゃいそうで更に怖い。(ゆーたん)


夕方、歩いていて、対向車の助手席側の窓から身を乗り出し、ものすごい恐ろしい形相で顔を上下させている男がこちらをすごく見ているのが遠くに見えました。男に見られている、でも、「箱乗り=ヤンキー=ガンつけられる=カツ上げとかもされる=危険」と思い、目合わせないように、目合わせないように、合わしちゃダメ〜、と顔を背け、でもどんな人が見てるのか気になる、と、すれ違い間際にちらっと盗み見ると‥‥犬、でした。恐ろしい形相で、顔上下にすごく振って、ハアハアハアハア、口呼吸してました。(momoichi)


仕事帰りにビルの谷間にある暗い公園を歩いていたら、きれいなグレーの猫ちゃんがベンチの隅で丸くなっていました。猫好きで、猫を見ると触らずにはいられない私。「わーかわいい」と無意識に手をのばしつつ、驚かさないようにそーっと近づいたら、眠っているホームレスのおじさんの頭でした。もうちょっとで撫でるとこだったし、驚いてマンガみたいに飛び上がっちゃいました。(人に見られてなかったのが幸い)


北海道旅行でJRにて移動中。窓の外に馬が!「あ〜、馬!!」と私の声が響き渡り、周りの人も外を見たら錆びた石油タンクでした!(MM)


高校生の頃のことです。チャリンコで夜遅く帰宅したらガレージの隅っこに愛猫ミーコがうずくまっていました。脅かさないよう明かりも点けないままでミーコに近寄り、優しく「ミーちゃん、待っててくれたの?」と声を掛けてもミーコはじっとしています。撫でてあげようと手を伸ばしかけたときそれが「白菜」だとわかりました。私もひどい近眼ですがおかあちゃんこんなところになぜ‥‥。(ミーコは白猫)


誕生日のプレゼントと共に小さな花のアレンジメントをあげたところ冷蔵庫にしまった父(72)。「ケーキだと思った」(naoko)


先日、虫に刺された父が「かゆい。かゆい」と言いながら、一生懸命マキロンを塗っていた。父さん‥‥マキロンではかゆみ止まらないよ‥‥。生まれてはじめて父がかわいく見えた。(さえ)

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