その2426 (2010-10-06) |
あるところに甲と乙があって、
甲の言ったことは
乙にきちんと理解されなかったのだが、
乙は勝手に解釈して返事をしてしまった。
受けた甲はなにか変だなと思ったが、
それはそれとして会話を続ける。
そういった次第で、甲と乙のあいだに
「かみ合わない会話」が成立したわけである。
会話は続くが、意味が通じず。
そんな「かみ合わない会話」、
どうぞ、最後まで、ごゆっくりー。 |
部長と課長が談笑していた部屋で
一心不乱にパソコンで文章を入力してました。
ようやく打ち上がって、
やれやれ、と安心した私の耳に
飛び込んできた部長のひと言。
「オレ、コブクロが好きなんだよな」
へーそうなんだ、部長若いなあ〜と思い、
「コブクロですか。
私は全然(最近の音楽事情に)疎くって‥‥」
と口にしたところ、
「お! なんだ今度連れて行ってやるぞ」と。
私「(コンサートとかあるんだっけ?)
いえ、でも全然知らないですし」
課長「部長の行きつけの店は
美味しいよ〜!
連れて行ってもらったら!」
混乱しつつ言葉を濁す私の横で、
焼き鳥やホルモンの話題で
盛り上がる部長と課長。
ぎゃ〜、ホルモン、食べれません!
部長と差しつ差されつも回避したいです!
終業後、こっそり逃げて来てしまいました。
(つぼみしか知らないの)
息子が小学校に入学したばかりの頃のこと。
制服の襟がきちんと折れてなかったので、
「襟ちゃんとしぃ
(襟をちゃんとしなさい)」
と言うと、息子は「?」。
「だから、襟ちゃんとしぃって」
息子「??」
‥‥何度も同じことを言わせるので、
若干怒り気味に「襟ちゃんとしぃっ!」
と言うと、息子は半泣きで
「えりちゃんと何するん〜?」
‥‥‥‥笑い地獄に落ちました。
(関西弁ママ)
ピザ屋でアルバイトしてたときの話です。
お客さんから注文の電話が入り、
お届け先の住所を聞いていました。
客「○○町○丁目○番、
○○社宅サンマルコ、です」
‥‥サンマルコ? イタリア?
私「サンマルコ、ですか?」
客「はい。サンマルコです。」
??? その社宅、よく注文入るけど
サンマルコなんて聞いたこともないのです。
でもでも、サンマルコとしか聞こえない。
私「サ・ン・マ・ル・コ、ですよね?」
客「はい。サ・ン・マ・ル・コ、です!」
何回きくねん、といわんばかりの雰囲気なので
納得できないながらも、
その住所で注文を受けました。
案の定、配達係がなかなか帰ってきません。
やっぱり何かがおかしかった‥‥やばい。
やっと帰ってきた配達係は
ぱっかーんと私のアタマをはたきました。
「サンマルコって何やねん!!」
「だって何回も確認したのに、
サンマルコって言われて‥‥」
「サ・ン・マ・ル・ゴ、や! 305!」
ほんとにわからなかったんです。
(さっこ)
先日職場の隣人が電話を受けていました。
「シマダさんはですねぇ、
‥‥シマはヤマドリ(嶋のこと)のシマ、
タは田んぼの‥‥はい?
‥‥いえ、
山が中に入っている方じゃなく、
‥‥‥‥‥‥いえ、シマの字は、
山はどっちにも付きますから
(『嶋』にも『島』にも
山という部分は含まれているので)
‥‥‥‥えぇと、ですから、
ヤマドリ‥‥
山が外に出てる‥‥‥‥
‥‥‥‥ですから、
山はどちらにも付きますから!
‥‥えぇ‥‥‥福島の島じゃない方です!
‥‥‥‥ですからー!
山はどっちにも付きます!
山の隣に鳥を書く嶋です!」
お互い「嶋」の一文字を
表現する言葉があるんでしょうが、
余程相性の悪い相手だったようです。
電話が終わった後、少しぐったりしてました。
(きほ)
昨日、友人の結婚披露宴にて、
友だちとわきあいあいと
ご馳走を食べておりました。
ふと隣の隣に座っていた子が私に
「フォアグラって膀胱だよね?」
と聞くので、
「フォアグラは肝臓だよ」と答えました。
そのとき友達は変な顔して
「フォアグラってぼうこうだよね?」
と聞くので、「肝臓!」と
はっきり聞こえるように教えてあげました。
隣に座ってた子が見るに見かねて
「このフォアグラ
『濃厚だよね』って言ってるよ」
と訂正してくれました。
だって膀胱はどう考えても嫌だったんだもの〜。
(ほんとに綺麗な花嫁でした)
顧客のAさん、
ストレスの溜まるお仕事なのに、
いつも飄々としています。
これは長男の性格ではないな、と思い、
「Aさん、次男ですか?」
と聞いたら、憮然として
「ボクは尻だけは健康なんです!」
って。
いや、そうじゃなくて‥‥。
(N)
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こういう複雑な「まつがい」ではなく
シンプルな「言いまつがい」でかまいません。
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あれこれ悩まず、気軽にどうぞー。
それじゃ、また、お会いしましょう。 |