その2429 (2010-10-09)
ここで聞き手の心をつかんで、 ここに伏線を張って、ここで盛り上げて、 最後の最後にこのひと言で大爆笑‥‥ なんて、周到に構成を練るよりも、 ふつうの人のやらかす、 ありふれた「まつがい」こそが 大きな笑いを導いたりするものです。 さぁ、週末恒例の「まつがい」特集。 今日も愉快なエピソードをお届けします。


私がムスメと 旅行に行った3日間ほど、 留守番のオットは 洗剤と柔軟剤を まつがえて洗濯していたそうだ。 (バンドリ)


通販で買い物をするので、 よく不在連絡票がポストに入っています。 先日帰宅した際、 その紙に ハンコを押しかけた自分がいました。 おつかれ。 (ひかぽん)


レンタルビデオ店でバイトしていた時のこと。 お客さんにあるビデオの場所を聞かれ、 「ええと、ジャッキー・チェンは‥‥」 と棚の前まで移動し、 「こちらです」と笑顔で 『スパルタンX』をご案内しました。 すると、お客さんは困り顔。 その瞬間、気付きました。 お客さんから聞かれたのは、 『プロジェクトX』だったと‥‥。 (『プロジェクトA』もあったの)


通勤時、スムーズに改札に入るため、 少し早めに定期入れを手に持って、 駅に向かっていました。 改札前の広場で配っていた ポケットティッシュを受け取って、改札へ。 そのまま、ポケットティッシュを ICの読み取り機にかざしてしまいました‥‥。 (改札は、無言の抵抗をした)


職場の同僚が、直木賞を取った 天童荒太『悼む人』を読みたいと、 ネットで本の情報を調べ始めました。 「へぇーっ、厚さ20cmか」 いえ、それは本の縦幅です。 (どれだけ厚い本やねん)


コンビニで390円の買い物をしました。 400円を支払い、商品と おつり10円とレシートを受け取って、 何気なくレシートに目をやると‥‥。 お預り金額が「400,000円」で、 おつりが「399,610円」と 印字されてました。 おいおい、そんなに払ってないぞ。 (はこ)


髪を二つ結びにした女の子が、 歩道のはしっこでしゃがんでいました。 ウンチをしてしまったらしく、 おかあさんらしき人が ティッシュで始末しておられました。 住宅街だったのですが、 「子どもだから間にあわなかったのかな」と、 通り過ぎようとしたときクルッとふりむいたその顔には 真っ黒い毛がはえていました。   ‥‥ラブラドールでした。 ピンクの服着てたし、 大きさがちょうど幼児くらいだったんです。 ワキの下に大汗をかきました。 (チュンちゃん)


うたた寝から起きて、 夜中の2時に米を研いでおりました。 なにげなく窓に目をやると フワッと白いものが‥‥。 つっ、ついに私も霊体験を! と、ドキドキしながら近づいてみると ベランダでスーパーの袋が ひらひらゆれていました‥‥ (そういえば濡れたので干してたのよね)

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