その254 (2004-10-25)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


アメリカで車を運転しているとき、通ろうと思っていた道が工事中で、「RoadConstructionAhead」のサインが出ていました。それを読んだ私は、「あ、ここドーロ・コンストラクションだって」と言いまつがってしまいました。ロード(road)とドーロ(道路)‥‥。意味的にはまつがってなかったと思うのですが。(つくね)


アメリカに住んでいます。この前オフィスにボスから「スコットはいるか?」と電話がありました。ちょうど帰ってしまったところだったので「Hejustleft」と言おうとしたのに「ヒー・ジャフト・レスト」と意味不明のことを告げてしまいました。でも、ボスは何も気付かなかったように「Isee」と言ってくれました。何が「Isee」やねん。(ねーちゃん)


同僚の同時通訳者が国際会議で犯した言いまつがい。発言者「‥‥この罪で彼は投獄されました」通訳者「‥‥hewascastratedforthiscrime.」投獄=incarceratedcastrated=去勢このあとすぐ訂正が入り一瞬ザワついた会場はすぐに元のマジメモードに戻りましたが、ほんの一瞬ながら諸外国からの会議出席者は「日本ってなんて野蛮な国!」と思ったことでしょう。(nikki)


英会話スクールレッスン中に、動物園をど忘れ。どうしても伝えようとがんばってでてきたのは「animalgarden(アニマル・ガーデン)」ひややかに「zoo」とひとことで直されました。(ちなま)


アルバイト先の飲食店でやってしまいました。外国からのお客様の対応を片言でしたあと、スタッフと「『おまたせしました』って英語でどう言うんだろうね〜」などと話している最中、日本人のお客様に呼ばれた私は、思わず元気良く「YES!」と答えてしまいました。何年かぶりに本気で赤面しました‥‥。(若●子)


カナダに長期留学していた私は、帰国した時関西空港の売店で他人と肩がぶつかってしまい、とっさに「ソリません」(sorryとすみませんの合体)と言ってしまいました。(123)


中学一年、英語を習い始めたばかりの頃の授業にて。先生が言った簡単な単語を英語に直して答える問題で、「カメラ」は「キャメラ(camera)」なのですが、「かばん」を「キャバン」と答えたヤツがいた。(バッグ)


妹の友達の話。授業中に当てられ、パニックになった彼女は必死だったんだろうなぁ。先生「アンダー(under)の反対語は?」彼女「えっ‥‥オンダー!」言うまでもなく彼女のあだ名は即刻変更されたらしい。(ひっぱりとじ)


中学の時、クラスの仲間と一緒にMondayは「モンダーイ」、Tuesday「トゥエスダーイ」、などと、ローマ字読みでスペルを必死に覚えました。そんなある日、仲間のひとりが英語の授業で教科書の英文を読むよう指名されました。そうしたら、「トゥデイ・イズ・サーツルダーイ!」と大きな声ではっきりと読むではないか!場内、大爆笑。そう、「サーツルダーイ」は「Saturday」です。それ以来、彼のあだ名は「サーツルダーイ」。(RYO)


中学の時の英語の時間のことです。英語が苦手なN君は、「between」を「ベッドイン」と堂々と読み上げました。クラスの半分が大喜び、半分意味わからずできょとんとなった、忘れられない思い出です。(幸)


友人夫婦(アメリカ人)が新築の家を買ったので、主人と見に行きました。まず目に付いたのが、大きなバルコニー。そこでまずは誉めなきゃと思い、「ユーハバベリービッグデック!(まあ、なんて大きなちんこ!)」と叫んでしまいました。そうです、デックではなく、デッキと言うべきだったのですが、実はこれ、以前から私の中では発音の区別がついていない超不得意とする単語でした。主人の顔をみて、私がまた「やっちまった」ことを悟りました。(在米6年目)


中学英語のまつがいです。海外有名ネコであるガーフィールドの漫画が教材として載っていて、飼い主の男の子のセリフ、「Garfield!Lunch!」とあります。問題はカッコ抜きで「ガーフィールド!()だよ!」でした。隣に座っていた男子が指名され、元気よく、「ガーフィールド!ネコだよ!」って。あんた英文読んでないやろ。(安野子)


ここフランスで仕事して1年半が過ぎました。昨日とうとうまつがえて、お客様の返答に「ウイ」と言うところ,「ウヨ」と‥‥。(ウイ)


友人とフランス旅行していた時のこと。ホテルでボーイさんがドアを開けてくれたので、「メルシー」と言おうとしたところ、思い切り気取って「マルシェ!」と言ってしまいました。‥‥出口のドアだったので、そのまま逃げました。(よこあき)


ポーランドのワルシャワというちょいとばかりマニアックなところに住んでいる私をはるばる訪ねてきた母。「『こんにちは』っていうのは『ジンダブリ』って言うのよ」と最低限のポーランド語を教えてあげた。翌日、早速近所のおじさんにばったり出会った際、緊張しまくった彼女‥‥。「ジン‥‥ジン‥‥ジンバブエ」と言ってしまった。(その娘)


後輩に仕事を引き継ぐとき、「ここに捨て印を押して」と言ったら、英語チックな発音で「ステイン?」と聞き返された。(AKARU)

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