ほぼ日 - 言いまつがい

その2594 (2011-03-23)

ふと耳にした、明らかにおかしなフレーズ。うそだろう？　そんなバカな？私は思わず、耳を疑った。疑って、よかった。だってそれは「聞きまつがい」だったのだ。お見事！　と膝を打つようなものから、無理だろ‥‥と苦笑するようなものまで、さまざまな「聞きまつがい」を、ずらりと並べてお届けいたします。どうぞ、最後まで、ごゆっくり。

ある日、テレビをつけながらＰＣでネットをしていて、たまたま流れたテレビＣＭの音だけを聞いて思わず耳を疑いました。「便秘ばかり気にして、走ることを忘れていないか」思わず「はっ？」と思ってテレビを見たら、車のＣＭ。正解は、「燃費ばかり気にして走る事を忘れてないか」でした。（みどり）

先日、東京駅で流れていたアナウンスで「霊長類の○○様、至急集合場所へお越し下さい」霊長類？？「繰り返します、霊長類の○○様～‥‥」やっぱり霊長類。これじゃこの駅にいる人全員じゃん？？３回目にわかりました。「添乗員の○○様～」でした‥‥。朝から元気が出ました。（Natasia）

会社で事務の先輩が突然「お母さん、伯母さんからお電話です！」と叫んだのでびっくりしそうになったけど「ヤクワさんにアベさんから」電話がかかってきてただけだった。（まだ若いんだが）

我が家は自営業です。仕事で遠くまで出かけた義兄の帰りを待つ義父が、義兄からの電話を切った後、「ペンギンの森って、どこだ？」と聞いてきました。「えっ！？ペンギンの森？」と聞き返したら「県民の森」と冷静に返されてしまいました。（ペンギンは南極）

不用品の収集車とすれ違った時のこと。拡声器から収集品の例がアナウンスされる中、「紫色したままの～、バイク」と突然の色指定。派手すぎて不要になりがちか、などと理由を考えまくりましたが、もう一度、脳で反芻した結果、「庭先に置いたままのバイク」だと気がつきました。（ビバメヒ子）

先日友人と街を歩きながら、職場のたわいのない話をしていました。突然友人が「白菜安いね」と言ったので、どこで白菜を売っているのかときょろきょろする私。不審顔の友人。「白菜安いねって言ったでしょ」「扱いやすいね、って言ったの！」確かに、白菜が出てくるような話ではなかったです‥‥。（ふじたろう。）

ある夜のこと。布団を敷きながら、そろそろ寝ようか、という話をしていた時。隣の部屋にいた夫が突如「セバスチャン？」と聞き返してきました。は？ ‥‥と考えることしばし。どうも私が「（そろそろ）寝ますか」と言ったのを聞きまつがえたようでした。その日から我が家では、寝る時間になると「セバスチャン」と言ってます。（ぴよぴよ）

夏の終わりの居酒屋で出会ったご両親とご飯を食べに来た５歳くらいの女の子。お父さん「追加注文お願いします」女の子「スイカっ？」すごくうれしそうでしたが、残念、スイカじゃなかった。（隣のテーブルの客）

「聞きまつがい」「言いまつがい」「まつがい」っぽいものは、じゃんじゃん送ってくださいねー。「投稿する」ボタンをクリックし、印象に残る愉快なエピソードをだいたいの感じで書いてメールしてください。どうぞ、気軽にご参加くださいませー。それでは、また明日、お会いしましょう。


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