その2800 (2011-10-15) |
「まつがい」のない人生なんて つるつるの床をまっすぐまっすぐ 延々と進むようなもんですよ。 栄養的には申し分がないけれども まったく代わり映えのしないメニューを 毎日食べ続けるようなものですよ。 だから、ほら、多少は、 あったほうがいいんじゃない? メリハリとか強弱とか「まつがい」がさ。 さぁ、そういうわけで、 週末恒例の「まつがい」特集。 最後まで、どうぞ、お楽しみください。 |
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昼下がりのオフィスのデスク。 あれ? マウスが反応しない‥‥ ポインターが動かない‥‥。 それもそのはず、手に持っていたのは おやつに配られて、 後で食べようと思っていた蜜柑でした。 (ちょうどいい場所にあったんだもん)
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夜寝ようと思い、 コンタクトレンズを外しに洗面所へ。 真っ暗な中、手を伸ばし、 空中を探しても、ひもがない。 「あ、違った!」 洗面所の照明は壁にあるスイッチでした。 (体重計につまずき悶絶)
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主人と街でランチをとっていたときのこと。 ランチメニューもコーヒーで最後になりました。 主人はアイスコーヒー、私はホットコーヒー。 かわいいウェイトレスさんが 運んできてくれたのは アイスコーヒーのグラスと‥‥ ソーサー1枚。 一瞬の間の後、 「アイスコーヒー、お持ちしました」 とグラスを置き、 ソーサーとクリームの残ったお盆を持ち帰り、 改めてコーヒーの入ったカップを載せて 持ってきてくれました。忙しかったんだねぇ。 (ひよっこ)
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昔、金融機関にお勤めしていたときのことです。 ある日、お客様のご自宅に伺って 必要書類に印鑑をいただき押印してから職場に戻る予定があり 無事お客様に印鑑をいただきました。 そして、印鑑についた朱肉をふき取ろうと思いポケットに手を入れた瞬間、 ご印鑑拭きを忘れたことに気がつきました。 しかし、玄関先でご家族全員が 私のポケットに入れた右手に注目する中、 何も持たずに右手を出すわけにもいかず、 たまたまポケットの中に入れてあった ガーゼのハンカチで拭いてしまおうと それをとりだしました。 しかし、そのガーゼのハンカチにはなぜかありえない紐のようなものがついていました。 そしてそれが、 ガーゼのマスクだったことに気がついたのは、 お客様のご印鑑を拭いた直後でした。 不思議な面持ちで見守る長男を 軽くスルーしながら 私は朱肉がべったりついたマスクを 何事もなくポケットにしまい、 職場に帰った思い出があります。 (あかさたな)
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高校の頃のまつがい。 英語のH先生による授業中、 「次の和訳、はしら、読んで」 ‥‥一同きょとん。先生は重ねて、 「はしら、休みなのか!」。 そこでクラス全員がやっと気づきました。 先生が、座席表に記載されていた 「柱マーク」に向かって お怒りであることに‥‥。 (座席表を作ったのは私)
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夜、家の前の駐車場にて母が何かを見つけた。 「見て、干しシイタケが落ちてる! しかもこんなにたくさん!」 欲深き母は拾いにかかった。 ええっ、それ食うの? 拾っちゃうの!? と覗き込むと、それはただの落ち葉だった。 (ロメオ)
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